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第3話 ページ5

「よーっし到着ぅーー!」


「ちょ・・ナツ・・・足はやっ・・・」


「よーし依頼書発見ーっ!」


「だから・・・ナツってばぁ・・・」


「息切れルーシィおばあちゃんみたいw」


「笑うなネコ!!」


「ルーシィ!ルーシィ!!
 これだよこれ!!この依頼!」


ナツが差し出した一枚の紙を手に取り、口に出しながら読む。


「えーっと・・・“世界一珍しい宝石、≪水神の涙≫の採取”?
 報酬は≪水神の涙≫一個と・・・5000万ジュエル!?

 ・・・なんでこんな大金が・・・?」


「な!割がいい仕事だろ!?」


「割がよすぎて怪しいわ・・・」


「そうか?簡単だしいい仕事だと思ったんだけどなぁ・・・」


依頼書をまじまじと見つめるルーシィ。

そんなルーシィに接近する一つの影・・・


「よ。ルーシィ。
 そんな難しい顔してどうしたんだ?」


「わ!・・・グレイ!?
 もう・・・いきなり話しかけないでよ・・・ビックリするじゃない・・・」


悪ィ悪ィと謝る半裸の少年、グレイ。

グレイはルーシィから依頼書を貰ってふんふんと頷いた。


「なるほど・・・確かに怪しいな。
 でも、面白そうじゃねぇか。」


「どこがよ!?
 ・・・てかグレイ、服。」


「うおっいつの間に!?」


「おいクソ氷!俺の仕事取ったらタダじゃ済まさねェーぞ!!」


「誰がてめぇの仕事取るっつったよ!?つーかコレてめぇの仕事じゃねーだろうが!」


「見つけたのは俺なんだから俺の仕事だ!!」


「んだとクソ炎!」


「やるかタレ目野郎!!」


「やめんか貴様ら!!」


「「あい」」


「久々に見たわハッピー二号・・・」


「あい。誰もエルザには敵わないからね。」


「まったくお前達はいつも目を逸らすと喧嘩ばかり・・・
 もう少し大人にはなれんのか・・・」


突如現れた緋色髪の少女。その名をエルザ。

いつも通り喧嘩の仲裁からのお説教中。

“妖精女王”の異名を持つ彼女の前では、さすがのナツとグレイでも
お仕置きされている子供同然だ。


「懲りないわね・・・二人とも・・・」


「あの・・・ルーシィさん・・・」


声のした方を向くと、ツインテールの少女が立っていた。


「どうしたのウェンディ?」


「あの・・・その依頼書、
 詳しく見せてもらってもいいですか?」

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作品ジャンル:アニメ
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シロナ(プロフ) - ユノさん» ありがとうございます!コメントを頂くとすごく励みになります・・・更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2014年12月14日 14時) (レス) id: 16408a5fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ(プロフ) - 私も7つの大罪シリーズ好きです!!この小説面白いですよ!更新頑張ってください!! (2014年12月14日 14時) (レス) id: 90244c805f (このIDを非表示/違反報告)
シロナ(プロフ) - 紫さん» ありがとう!頑張って書くね!!なんかリクエストあったら教えて! (2014年12月1日 21時) (レス) id: 16408a5fe0 (このIDを非表示/違反報告)
- すっっっごくおもしろかった!!続きが楽しみ!また学校でもいろいろ話そう! (2014年11月29日 3時) (レス) id: d55e707bcf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シロナ | 作成日時:2014年11月9日 23時

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