本当の気持ち-3- ページ6
微かに目を開けて彼を見る。
伏せた瞳がとても美しい。そして色っぽい。
―――でも……触れていない！！！
ん？ん？？唇に温かくて湿った吐息が吹きかかっている感触があるから脳内真っ白なのに、
そこから先には進んでいない！！
kissしてねええ！！！！！
私の頭の中は今軽くパニックに陥っている。
慣れていない私にだって分かる。この流れは唇と唇が触れ合ってこう、なんかする雰囲気のはずなんだけど……？私の勘違い？だとしたら相当恥ずかしい。
それとももしかして時が止まった？
「ぷっ……」
「のわっ！？」
「半目で百面相しないでよふふっ……」
突然彼は笑い出した。
驚いて私は目を見開く。と同時に物凄い羞恥心に襲われた。
「ぅ……わ、笑わない、で……」
涙が零れそうだ。あまりにも恥ずかしくて声も身体も震えた。
「……ごめんね？でもAちゃん、僕はさ、その質問じゃなくて、その"後"に言った質問の方に答えて欲しかったんだよ？」
……"後"…って……？
私の中でこれまでの記憶を遡る。すると、
『ねえAちゃん、僕の事好き？』
こんな質問に行き着いた。……あー……。
「そ、そっちか」
「ふふ、可愛いね♪」
彼は私の頭を優しく撫でる。
「でっでもゆうくんひどいよ！」
「え？何が？」
「……なんでも無い、けど…」
よく考えればすべてを勘違いして思い上がっていたのは私の方だ。ゆうくんを悪いだなんて言う立場ではない。
おい目！早く乾け。涙目を見られるのはすごく恥ずかしい。早く、早く……。
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白華 藍(プロフ) - あまつさん» あぁ！知ってますよ！！ (2018年7月8日 0時) (
レス) id: 11d06c67c1 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - ちなみに！ヒロアかって知ってますか？ (2018年7月1日 2時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
白華 藍(プロフ) - あまつさん» こちらにもコメントありがとうございます！励みになります(^^)ゆうくん愛どんどんぶちかまして行きますのでよろしくおねがいします← (2018年5月9日 16時) (レス) id: 11d06c67c1 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - ゆうくんメッチャ好きです！これからも頑張ってください！ (2018年5月9日 15時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白華 藍 | 作成日時：2018年4月29日 18時
