夢女子のみなさん、どうぞお好きな松を*第三松*【おそ松さん】【短編集】

チョロ松×友達以上恋人未満*美琴さんリクエスト* ページ32

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〜チョロ松目線で書いていきます〜






チョロ松「…はぁ、Aちゃん、



人ん家でどんだけくつろいでんの…」






Aちゃんとは親友。


だからこうして遊びに来ることが多いけど、


……一応男である僕の前でごろごろと寝転がるこの無防備さ。



少しスカートがめくれちゃって足が見えてるっていうのに何の警戒もなし。




そう、僕はAちゃんにまったくと言っていいほど男として見られていないのだ。







ーーー




カラ松「Aに男として見られたい？」


チョロ松「…どうすればいいと思う？」


カラ松「何を言っているんだ…チョロ松は男じゃないか」


チョロ松「お前バカなの？そういうことじゃねぇよ」





何の参考にもならない。




おそ松「んぇ？Aに男として見られたい？

押し倒してみれば？(笑)」


チョロ松「お前マジ最低だな！！！」



聞くんじゃなかった。






十四松「Aちゃんに男として見られたい？


……え、告白すればいんじゃない！？」


チョロ松「……はっ！？」


十四松「だって行動しなきゃ何も変わらないし」


チョロ松「なんでお前いつになく正論を…」


十四松「口に出さなきゃ始まらないよ！！

僕だってそうだった！！」


チョロ松「…………。



……そっ、か……


……うん、十四松に聞いてよかったよ。ありがとう」



十四松「どういたしまして！！」






ーーー




チョロ松「Aちゃんちょっといい？




……


って、また寝てるし。風邪引くよ…





…………え」






そこにはLI○E画面が開きっぱなしのAちゃんのスマホがあった。



……僕の知らない、男の名前。





そりゃ、そうか。



思えば彼氏くらいいて当然だ。




Aみたいな優しくて可愛い子に彼氏ができないはずがない。



でも、僕には何も言ってくれないんだな。





…「親友」、なのに。




そう、あくまで、「親友」。






チョロ松「…………





好きだよ」









僕の声は、誰にも届くことなく



静かに溶けていった。









*後日談*




その後、LI○Eしていた男がただのAのバイト先の先輩だということを知った。




なんだよ！焦ったわ！マジで！！




……まぁ、そういうことなので、



まだ諦めないで頑張ってみようと思います。





道のりは厳しいものになるだろうけどね。









*美琴さん、
リクエストありがとうございました！*

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