トド松×前世の恋人*愛華さんリクエスト* ページ25
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〜トド松視点で書いていきます〜
ちょっと昔話をしようか。
僕と君が初めて会ったのは、実はもう何十年も前のこと。
そう、前世の話だね。
おかしなことを言う人だな、って思うのも無理ないよ。
あの世界で、僕と君は恋人だった。
永遠を誓い合っていた。
でも、恋人になってから1年が経った頃だったかな。
君は、突然僕の前から姿を消したね。
結局それっきり会えなくて、
その2年後に初めて聞いた。
君が病気で亡くなっていたことを。
ねぇ、君は覚えてる?
ーーーー
おそ松「…トド松〜?おいって」
トド松「…なに?おそ松兄さん」
おそ松「いや何じゃねぇよ、なに泣いてんだよ…」
トド松「え?…ああ…なんでもない」
おそ松「……?そぉ?」
不思議なこともあるもんだよね。
僕には、前世の記憶がある。
大抵の人が忘れてしまっているであろう前世の記憶を、僕は何故か、鮮明に覚えている。
そして、あの子のことをよく夢に見る。
あの子も、生まれ変われたのかな。
今度は病気になんてならずに健康に、幸せに、どこかで暮らしているんだろうか。
恋人はできたのかな。もしかして結婚してたりするかな。
たまに思い出して胸が苦しくなるあたり、
僕はまだあの子のことが好きなんだろうな。
松代「トド松〜ちょっとおつかいに行ってくれる?」
トド松「あー、うん。わかったー…」
あの子は、長い黒髪が綺麗な女の子だった。
素直で純粋で、ちょっとドジで、危なっかしい。
(ーーーーガシャーーン!!!)
トド松「は」
大きな音に現実に引き戻されると、そこには見事に全部ひっくり返された大量の買い物が転がっていて、それに慌てる女の子の姿。
ああ、そうだ、あの子もこんな感じの子だった。
トド松「あの、大丈_______」
___ねぇ、君は覚えてる?
トド松「…A、ちゃん?」
知らないはずのその子の名前を呼ぶと、
君は、僕を見て
懐かしそうに笑ってくれた。
我慢できなかった涙で目の前はぐしゃぐしゃ、よく見えない。
それでも僕は、声を絞り出す。
初めまして。僕は、松野トド松。
君のことをずっと捜してた、ってね。
*愛華さん、
リクエストありがとうございました!*
全松×君が目覚めた日*深雪さんリクエスト*→←カラ松×パン屋〜後日談〜*よつ葉@原色松推し。さんリクエスト*
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こっこ - えっ最&高ですね、、、! (2021年1月12日 22時) (レス) id: 830d32bb52 (このIDを非表示/違反報告)
ぱちか(プロフ) - よつ葉@動画メンバー&全松命。さん» ありがとう〜!これからもこの作品をよろしくお願いします!!! (2019年5月25日 16時) (レス) id: 3ae799aef9 (このIDを非表示/違反報告)
よつ葉@動画メンバー&全松命。(プロフ) - ぱちかさん» 遅くなったけど続々編おめでとー!またリクしに行くぜε≡≡ヘ( ´Д`)ノ (2019年5月17日 23時) (レス) id: a161371bb6 (このIDを非表示/違反報告)
ぱちか(プロフ) - 愛華さん» ありがとうございます〜♪はい!(笑)これからもリクエスト応えていきます!! (2019年5月15日 7時) (レス) id: 3ae799aef9 (このIDを非表示/違反報告)
愛華(プロフ) - 続々続編おめでとうございます。これからもしつこくリクエストさせていただきたいお思いますので懲りずに応えてやってください(笑) (2019年5月14日 21時) (レス) id: a47abb96e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱちか | 作成日時:2019年3月12日 18時