【鬼滅の刃】生きてますが何か？

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「凄いじゃん伊黒〜！！！！！」









「お前も斬るぞ」









ネチネチも無しのガチトーン。同僚に殺られちゃったら堪らないので身を躱してサッと木の上へ登る。









「お前は本当に身軽だな、それをもう少し任務に生かしたらどうだ」









「十分生かしてるもんねーだ」









2人ともこんな会話をしてるけど、神経はまだ消えない鬼の気配に傾けている。









「おぉ、こっちから音するねえ」









音がする逆方向を指差す。伊黒ならきっと分かってくれる。









鬼は身を隠す術を持っているようだけど音を聴ける私には全てバレバレなのである。こうして鬼殺隊に貢献してるんだから崇めてほしいねほんと。









「ほう、そうかならこちらに行ってみよう」









私が指した方の逆_________本当に鬼が居る方に歩いて行く伊黒。









と、その瞬間鬼の焦る音。逃げようとしてるみたい。足掻いたって無駄なのにね。









「おーっとお兄さん、逃げちゃ駄目だねえ」









音が大きく動いたのでその元凶である部分を刀で刺すと吹き出す血と徐々に現れる鬼の体。









「何故だ！！！！何故分かった！？」









「なんでかって？そりゃあ、」









鳴柱・我妻Aですから。









雷鳴が鳴り響き、同時にいつ聞いても気味の悪いザシュッという音が聞こえた。









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