【鬼滅の刃】生きてますが何か？

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「ファー！！！夕焼けが綺麗だね時透！！」








「そんなこと言ってる暇あったらさっさと全部斬ってよ」







スマンスマン、なんて謝る私。ほんとにババアになりそうだぜ。いやジジイか。






私たちが山に入った頃はまだお天道様は普通に上に居た。そして今は横っかわにいる。







とどのつまり、柱2人で鬼討伐にかなりの時間がかかっていると言うことである。






「やだーんなんでこんなにいるんだよう」







「知らないよ、湧いて出てくるみたいだね」







厄介である。斬っても斬っても出てくる。気色悪い。







これなら御館様が私たちを寄越した理由も分かる。







「元凶が見つからんねえ」







「居たよ」







「エッ」







君の後ろに、ってニヤリと笑う時透。オマエそれ正義の味方の笑みじゃない。やめてくれ。







「厄介なので！もう疲れたので！帰りたいので！さよならー！！」







私の一言で血飛沫と共に散ってゆく鬼。こんなに時間かかったのに一瞬で消えるとかなんなんだ。嬉しくないぞ。






「うっし帰るぞ」







「夜ご飯奢って」







「14にしてお給料貰ってんだからそんなこと言わない」







「大人気ないねおばさん」







「日本語分かるかい？」







軽口と言っていいのか分からない微妙な会話をしながら歩く私たちを夕焼けが見つめていた。







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お久しぶりです( ; ; )

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