[男主]ヒプノシスマイク短編集[BL]

【獣性】攻宮寺寂雷＿＿リクエスト ページ4

＿＿＿＿「寂雷先生って、性 欲とか無さそうですよね。」

そんなことを言った数分前の自分に言ってやりたい。
……むしろ、性 欲のバケモノだよ、って。






「ひぁっ、らめぇ...！あっ、あっあ……くぅ、」
「そう、力を抜いて身を委ねなさい。そう、ゆっくり。……上手ですよAくん」

白衣を着たままおれの上に乗っかる寂雷先生。上下に何も穿いてなくて、裸に白衣という痴女もびっくりのファッションセンスだ。

病院のベッドで自 慰行為(もどき)をしている(されている)おれは喘ぐだけで精一杯だが、さぞかしあだっぽい見た目だろう。

そう、ここは病室で、しかもおれと先生のふたりだけの完全なる密閉空間なのだ。...えろい？えろい。

先程のおれの「先生性 欲ないんじゃね」的な台詞から約10分。なんと自分の下半身を開発されるとは思わなかった……。


閑話休題。


「ぁあっ、ひ！」
「……ふぅ。ね？Aくん。私はね、君が思っている以上に性 欲はあるのだよ」
「は、はひ...」

「...だから、こんなにも可愛い君を野放しにするほど優しくはないのだよ。」
「え、あ……っひィ！」

カパッと蓋を開け、おれの精 子の玄関にローションをたらしていく寂雷先生。

なにこれ、なんかいつものと、違、

「ああ、これは新発売される予定のものでね。たくさん種類があるのですよ。今までより粘りが良いものや逆にさらさらしたものまで。

……此処は病院だからね。なんでも揃っていますよ？疲れたなら言ってください、癒して差し上げます。

...さ、新しいこれ、まだまだたくさん種類ありますから。色々と、試してみましょうか」

これからの行為に期待するかのような瞳で見詰められて。Aはもう、こくりこくりと頷くことしか出来ない。

そして悟った。


明日、仕事休まなくっちゃ＿＿＿＿！！！

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