[男主]ヒプノシスマイク短編集[BL]

【蜂蜜】受棺左馬刻＿＿リクエスト ページ3

やあ、皆様こんにちは！
左馬刻の恋人のAくんだよ！

いやぁ、今日ちょっと嫌なことがあってさぁ。心優しいそこのきみ、聞いてくれない？

なんとさ、左馬刻のやつったら、女の子とふたりで歩いてたんだよ！それもさ、めっちゃくちゃくっついて！

まっ、逆ナンされて断れなかったってのもあるかもしれないけどさ。まあ多分それなんだけど。

あいつの愛してやまない妹ちゃんならまだしも、他の子なんて……ねぇ？

だからさ、もう1回教えてあげなきゃって思ってね。
碧棺左馬刻が、誰のモノなのか……ね？







Aの部屋の寝台の上で押し倒されている青棺は、珍しく申し訳なさそうな顔をしている。

「...左馬刻」
「っA。昼間の事、怒ってんだろ？あれはあの女がしつこくて……、っ！」

Aが、ぺろりと左馬刻の上半身の突起をなめると、びくりっと左馬刻の体が震える。

アロハシャツのボタンは全て外され、色白美肌のしなやかな筋肉が映える。

「A、っく……ぅ」
「ふは、なんでそんなに可愛いの…でも、教えてあげるって、決めたから。」
「っ、……ひっ、あ！？」

刹那、左馬刻の乳 首を、とろりとした液体が濡らしていく。適度な冷たさがむずがゆく、ゆっくりゆっくりと流れていく。

琥珀色が美しい、雨よりも柔らかく桃よりも甘美なそれは、

「……蜂蜜？っおいA、！？なにして」
「ん、美味しそうになったね」
「おい聞け、っん...ふっ、……あ！？」

蜂蜜まみれの左馬刻の胸板に、しゃぶりつくA。
喉が焼けそうなほど濃いそれで口をいっぱいにし、左馬刻に口付ける。

「んぐ、くっ……あぁ、」

とろとろと蜂蜜が零れ、左馬刻の目もとろけていく。
甘党でない彼には相当キツイのだろう、ごほごほとむせ始めた。

「ふふ、左馬刻が他の子に触られたらどうするか。分かった？」
「っ、A...」
「ああでも、蜂蜜プレイっていいものだね？外も中も甘くて美味しくて…今ならカブトムシの気持ちがわかるよ」

爛々と輝くAの目は、性 欲に満ちていた。

「あんなカッコイイリーダーの左馬刻様のこんなえろかわいい姿、誰にも見せたくないよ...このお話が漫画じゃなくて良かった！」
「っく、A……っひ、ぅう！」
「ふふ、どこまで声を押えられるかな？頑張って！
...あ、今日はローション要らないね」



蜂蜜まみれのべとべとで。ふたりの夜はこれからだ。

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