学院祭編 第1話 少女たちの前夜祭 ページ28
前夜祭当日。
只今あんずちゃんのお手伝いがひと段落したところです。
日菜子「前夜祭だけど結構人いるねー。さすがアイドル学校!」
あんず「うん。明日はもっと人増えそうだね。」
日菜子「そうだね! それじゃ、そろそろ移動するよ!」
あんず「日菜子ちゃん頑張ってね?」
日菜子「ありがとう! 行ってきまーす!」
私は会場に向かって歩き出した。
スバル「転校生ー! あれ、ひよりんは?」
あんず「今さっき会場へ向かったよ。」
スバル「そっかー。じゃ、一緒に応援しに行こう!」
あんず「うん!」
会場に向かって歩いている途中、お客さんの中で私に向かって手を振っている子がいた。
おとめ「日菜子たん!」
日菜子「えっ、おとめちゃん!? うわぁ、久しぶりー!! 」
スターライト学園の有栖川おとめちゃんだった。そして…
ユカ「日菜子! 久しぶりだしー!」
あいり「元気だった?」
小久保ユカちゃんと園田あいりちゃんも来てくれた。なんか珍しい組み合わせだなぁ。
日菜子「ふたりも久しぶりー! でもどうしてここへ?」
おとめ「はい! ちえりたんからこの学院で日菜子たんが参加するお祭りがあると聞いて来たのです!」
あいり「それで今日オフだったあたしたちでお客さんとして学院祭に参加しようと思って。」
ユカ「こういう学院祭ってなんか私たちにとっても新鮮だしー!」
日菜子「そっかー。でも今日は前夜祭で大半の屋台とかは明日の本番だけど…」
あいり「そうみたいだね。でもあたしたちは明日は仕事が入ってるんだ。」
日菜子「やっぱり? じゃあ今日はせっかくのオフだし目一杯楽しんで帰ってね!」
おとめ「はい! ところで日菜子たんは何に参加するのですか?」
日菜子「そうだ! 今から会場に向かうところだったんだ。三人も一緒に来る?」
おとめ「はい! 付いて行くのです!」
日菜子「よし! 三人が応援してくれるなら絶対勝つぞ〜!」
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作者名:AGEHA | 作成日時:2018年9月24日 12時