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第2話 バスケ部にて ページ4

この学院では部活に必ず入らないといけないんだって。
今まで部活はやったことがないから、ちょっと新鮮。

陸上部、テニス部、弓道部などの運動部を1年生に混じって、ひと通り見学した。

次はバスケ部。
体育館から元気…というか、暑苦しい声が聞こえてきたような?

千秋「さぁ、こい明星! この俺を飛び越えていけ! 受け止めてやる! おまえの全部を受け止めてやる…☆」

スバル「うわ、鬱陶しい!」

日菜子「し、失礼しま〜す。」

一応挨拶して体育館に入る。

スバル「あっ、噂の女子転校生!」

今のところアイドル科唯一の女子生徒ということで、やっぱり目立つらしい。

スバル「やっほ! 俺、明星スバル! 『明』るい『星』で『あけほし』で、スバルは片仮名!覚えやすいだろ♪」

アイドルオーラ全開でキラキラした笑顔はすごく印象に残った。

千秋「じゃあ俺も!俺は燃えるハートの守沢千秋!この夢ノ咲学院を守る、正義の味方だ! ふはははは☆」

この人も一度見たら忘れられない気がする…。

日菜子「神内日菜子と申します。よろしくお願いします!」

スバル「よろしく〜! ひよりん!」

ひよりん!?

スバル「ひよりんはアイドル目指してるの?」

日菜子「え? ま、一応…」

スバル「そっか〜。それじゃ、アイドルを目指す者同士これからよろしく!」

日菜子「うん! よろしくねー。」

千秋「明星、俺のこと完全に忘れてないか?」

バスケ部を最後に、今日は家に帰ったんだ。

その夜、自分の部屋で私はアイカツカードを握りしめた。

第3話 夢ノ咲学院→←第1話 始業式



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作者名:AGEHA | 作成日時:2018年9月24日 12時

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