【カゲプロ】大好きだよ…【カノ】

２８話 ページ30

カ「Aちゃん……」


貴「カノ…？」


カ「僕、Aちゃんが好き…」


貴「か、かの…わたしは…」


カ「わかってる、あと、２ヶ月くらいで死んじゃうかもしれない…」


貴「……」


そういうとカノは涙を流し始めた


きっと、こんなカノはめったに見れないんだろうな…


死ぬ前に見れてよかった…


カ「でもさ…そんなのっ関係、ない…よ！！！」


貴「っ……カノ」


ぎゅっ


カ「！？」


貴「わたしもっ…カノが大好きっ…」


カ「Aちゃん……！」


貴「やだよぉ…死にたくないよぉ…」


初めて言った…こんな素直に…自分の気持ち


そのあとカノはこんな話をしだした


カ「あのね、驚かないで聞いてほしいんだ、僕とAちゃんは、実はだいぶ昔に会ってたんだよ…？」


貴「え…」


カ「やーっぱり忘れちゃってるｗ皆、そうだった……すぐ僕の事忘れちゃう」


カ「あれは、Aちゃんが６歳のときだったかな、僕が公園にいたとき泣いてる女の子がいたんだ」


貴「あ…思い出した、あの時たしか、カノは」


カ「そう、飴をあげたんだったよねｗ」


貴「うん！で、僕はカノって、自己紹介してくれて……」


今考えてみたら…私はあのときから…


カ「Aちゃん…？」


貴「うーうん♪なんでもない♪」


カノが好きだったのかもね。

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