20話!! ページ22
貴「え…?」
先生のいった言葉に耳を疑った
先生「貴方はあと1年しか生きられません。」
突然の余命宣告
貴「そ、そんな…」
先生「…残念ですが、もう…」
貴「…わかりました。もう帰ります。」
___________________________
私はアジトへ帰ると急いで自分の部屋へ行った
貴「…1年かぁ…」
こんなこと、わかってたのに…
貴「は…なんで、涙がでるの…?」
死ぬことなんて怖くない…
うそ…ほんとはすごく怖いっ…
死んじゃったら、もう、皆といれなくなる
そのとき1番に頭をよぎったのは
貴「カノ…」
まだ、会ったばっかりなのに
貴「…好きになっちゃったじゃん…ばかぁ…」
ばかばかばか…
好きになっちゃだめなのっ…!!!
辛くなるだけだから…
コンコン
貴「!?だ、だれ!?」
マ「私だよ!」
貴「ま、まりーちゃん」
私は涙をゴシゴシ拭いてドアを開けた
マ「……はいっていい?」
貴「うん!どーぞー!」
マ「おじゃまします。」
貴「で、どうしたの?」
マ「おいしいクッキーを持ってきたの!Aちゃんと食べようと思って!」
貴「わぁぁ!食べよう食べよう!」
________________________
貴「美味しかったー!!」
マ「落ち着いた?Aちゃん」
貴「……」
マ「ご、ごめんね…今日Aちゃんのあとつけてたんだ…」
貴「そっか…それで。マリーちゃんはどう思った…?」
マ「どうって…私は、とっても悲しかった…でもね、こうも思ったよ。」
貴「え…?」
マ「これから1年。Aちゃんといい思い出をたくさん作ろう。って!」
貴「っ…あ…ありがと…ぅ…」
マ「わわわ!!泣かないで!大丈夫だよ。Aちゃん…」
貴「ん…でも、このことは」
マ「秘密にする!」
貴「…ありがとう!マリーちゃん大好き!」
21人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねこねこ(プロフ) - ニャンコオレさん» コメントありがとうございます!感動していただいけて嬉しいです! (2016年10月1日 2時) (レス) id: fbe75ae2fb (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコオレ - 面白かったです!最後、泣けました(/ _ ; ) (2016年9月30日 19時) (レス) id: 8cdbe886d2 (このIDを非表示/違反報告)
ねこねこ(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!!!!ウレシイ・:*+.\(( °ω° ))/.:+ (2016年3月7日 15時) (レス) id: 732ba8906c (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 面白いデスネー!! (2016年3月7日 14時) (レス) id: f93867823a (このIDを非表示/違反報告)
hikari(プロフ) - ねこねこさん» バイバイ(=゚ω゚)ノ (2015年11月23日 13時) (レス) id: bdf4ceb516 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ねこねこ x他1人 | 作成日時:2015年7月20日 22時