【歌い手】シェアハウスには・・・

第３３話　天月過去 ページ45

天月ｓｉｄｅ


僕には、幼稚園のころからとっても仲いい人がいました。

ずっと、いつも一緒に居ました。

その子は、芽衣という、女の子と幸樹という男の子でした。

いつも遊んで、隠し事もしないで。
僕は、平和に暮らしてるつもりでした。



でも、僕の勘違いだった。

高校になって、２年生になったころ、幸樹がいきなり、

幸「おれさ・・好きな女の子がいるんだよね・・・・」
天「へぇ〜あれ？芽衣と付き合ってたよね。」

幸「・・・あぁうん。でも、芽衣に飽きちゃった。」

そう、俺の親友幸樹は、芽衣と付き合っていたのだ。
でも、ちがう子が好きだと言っている。
あんなに仲良かったのに。

その時・・

芽「・・・ねぇ、それほんと？
幸樹は、ちがう子が好きなの？」
幸「そうだけど。」

天「・・もしかして、由里さん？」
芽「でも、城野由里って、先輩でしょっ！」

幸「・・は・・そうだけど。なに？
先輩を、好きになっちゃいけないの？」
芽「いつもいつも、好き、愛してるって言ってくれたじゃない！」

幸「芽衣より好きなんだ、俺のものにしたいんだ」

は・・・

天「いきなり、どうしたの！」

芽「ほんとよ！」

幸「いいだろ別に。」

そう言って、幸樹はどこかに行った。






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この会話が最後だと知らずに。

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