-仲間なのに。- ページ10
善逸さんのは可愛らしい雀ちゃんだけど。
ほら、小声で�瑩蹇�これ雀じゃね？�瓩辰童世辰討襦�
「鎹鴉は主に連絡用の鴉で御座います。」
「へぇ！凄いじゃん！」
「＿＿ふざけんじゃねぇッ！！」
少年の鋭い声が再び場を切り裂く。
もう驚かないぞ。
何をそんなに焦っているんだ。
Aは静かに少年に目を向ける。
少年は鴉を乱雑に鬱陶しそうに薙ぎ払い、行き場を無くした鴉は声を荒げながらばさりばさりと空を彷徨う。
Aはその鴉に反対の手を伸ばし左手に止まらせ肩へと止まらせる。
「…可哀想に。君の主人は乱暴者だね。」
カァ、と
小さく鴉が応えるように鳴く。
「どうでもいいんだよ！鴉なんて！！」
「…、」
カチン。
Aの中で何かがブチ切れた音がした。
堪忍袋の尾が切れたとはまさにこの事。
「ﾋｪｯ…A…？！」
ズカズカと鴉を振り落とさないように少年に大股で近づく。
「刀だよ、刀ァ！今すぐ刀寄越せ…鬼殺隊の刀ァ…色変わりの刀ァ！！」
少年は幼子の頭をひっ掴もうと手を挙げるが、その手はAが掴み阻止する。
「…ダメだよ。こんな小さな子に手ェ挙げるなんてどんな神経してんの。」
「…あ"ぁ？」
「鴉も可哀想。仕える主人がこんなにも乱暴者で。これから一緒に仕事する�狠膣岫瓩覆里法�」
「だからどうでもいいんだよ鴉なんて！！」
ガッ！！とAの胸倉を掴み足が宙に浮く。
その衝撃で鴉は二羽とも驚き空に舞い上がる。
あぁー、ごめん。
「…ッ、は、なせ…ッ！」
苦しい。
なんて乱暴なの。
ギリィ、と胸倉を掴む腕を掴むが足元も覚束なければ首も締まり思うように力が入らない。
「Aから手を離せ。」
「あぁん"？なんだテメェはァ！」
ぐっ、と更に締められ喉が痛い。
まずいぞ、
気道を確保できそうにない。
炭治郎が咄嗟に少年の腕を掴みAを離すよう説得するものの応じる気配は微塵もない。
「＿＿離さないなら、折る。」
炭治郎は相手を見据えたまま静かに告げる。
「かっ…刀は…、刀は！さっきあの子が説明してただろ！聞いてなかったのかよ！」
「ウルセェな！！」
「ﾋｨ…、」
善逸さんの声がする。
あの人ビビりなのに助けてくれようとしてるの？
あとでお礼言わなきゃ。
「やってみろよォ。」
少年は挑発交じりに炭治郎へ言い放つ。
ギリィ…！と骨の軋む音が聞こえ、パキン、と折れた音と衝撃がAに直に伝わった。
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あ - パースワード教えていただければ嬉しいです (2月29日 19時) (
レス) @page32 id: 9e43a05317 (このIDを非表示/違反報告)
こはく(プロフ) - ずっと前から見ていた作品でアカウント変えてからやっと見つけました。パスワードを教えていただけたら嬉しいです (2月8日 8時) (レス) id: 094a65f89f (このIDを非表示/違反報告)
あい - 一気に見さて頂きました。おもしろかったので続きが読みたいのでパスワードを教えていただけたら嬉しいです。 (1月25日 19時) (レス) @page29 id: b97ed817a2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴえんはけつの穴 - かきなおし途中でもいいので読みたいです…この続き全部パスワード管理で寂しいです…気長に待ってます！ (10月30日 17時) (レス) @page31 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
きょむ - 前に無限列車編の途中まで読ませてもらってた者です！ほんと大好きな作品です🌼めちゃめちゃ面白かったのでまたもう1回読みたい…🥺急かすつもりは無いのでいつか読めたらいいな〜ぐらいの気持ちで待ってます！のん。さん応援してます！ (9月13日 12時) (レス) id: b566dd52f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん。 | 作成日時：2019年9月22日 8時
