兎と喰種 15 ページ17
晋助のおかげで、何とか近くの惑星に着陸した。
「ありがとう、晋助^^助かったよ」
『ありがとう』
「あぁ、それよりもアイツらだな」
『...まだ赫子出してないのに あの威力』
「A、アイツら やばいんスか!?」
『うん、かなりね』
その男は突然話しかけてきた
「ねぇ、クイズだよ。」
「今すぐAを渡すか、僕達 喰種と戦うか 君ならどっちを選ぶ?」
真顔で話しかけて来たその男は 俺でも分かるやばいヤツ
「後方だね^^お前らと戦うよ」
「Aは渡さない」
「ふーん、面白いこと言うね。君」
「でも残念。僕は君レベルじゃ倒せないよ」
ーーっドガァァァンッッッ
この蹴り...すごいな
『ーーっ!神威っ!!』
「あれれ、しくじっちゃった?君すごいね。僕の蹴りをくらって死なないなんて」
「喰べたくなっちゃったよ」
ーードゴォォォォォォッ
「...話してる途中なんだけど...」
『神威は誰にも喰べさせない』
「A独り占めは ずるいよ、こんな美味しそうな肉」
『私はお前とは違う。大切な人を喰べるようなバカじゃない』
Aはそう言うと ソイツを目がけて攻撃した
ドゴっ(((
「弱いんだよ、A」
「いい素材持ってるんだから、こんな生ぬるい攻撃じゃなくて」
ーーガゴォォォォォォンッッッ
「こうしなきゃ...」
『っーー...かは...ぁ...』
「Aっ!」
こいつ、ヤバすぎる
ーーーっメキィィィッ
「ーーーっ!?」
「どこ見てるんだァ、坊主。家のAに手ぇ出したんだ。」
「ただじゃおかねーぞ」
「阿伏兎っ!」
「あたしらも いるッスよ!!」
「鬼兵隊、俺に続けぇ!」
「うるさい音でござる」
『...みんな...』
大丈夫
勝てる、Aは俺が守らなきゃ
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作者名:花に嵐 | 作成日時:2017年5月24日 21時