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兎と喰種 11 ページ13

今 俺は大変な状況に立たされている



『神威 どうしたの』


「団長 どうした?」



俺は重い口を開いた



「...今日...晋助達との定例会だった...^^」


顔は笑っているけど内心全然笑えない


晋助率いる鬼兵隊とは船自体が合体してて すぐ会いに行こうと思えば会いに行ける距離だけどお互い それほど交流してなかった


だけど、晋助は定例会にだけは遅れるなと言った


俺は とかくいい加減な性格だから 一度定例会に顔を出さなかったことがあった


しかし、その時事件は起きた


定例会が終わった次の日 春雨の全機関がストップ

そう、鬼兵隊の仕業だ


おかげで、俺達の船は墜落して 船の修理代がバカにならなかった


まぁ 晋助殺しちゃえば済むことなんだけど借りがあるから そんなことできない


「...はぁっ?こんの、すっとこどっこい!!」



「定例会にだけは遅れるなって何度言ったら分かるんだよ!!...くそっ...」



『定例会ってそんなに大事なの?』


「...まぁ、うだうだ言ってても仕方ねー。少しでも早く定例会に参加できるよう行くぞ」



「はーい。ごめんね阿伏兎」


「思ってねーだろーが すっとこどっこい」


『私も行く』


そんなこんなで、

俺とAと阿伏兎で 春雨の横の騎兵隊の船へ急いだ

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作者名:花に嵐 | 作成日時:2017年5月24日 21時

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