記憶を消して！！パート2【名/探/偵/コ/ナ/ン】

そう決意した ページ23

とある杯戸町の喫茶店





二人の女性客に周りの客は目を奪われていた





黒髪のお姉さん気質の女性宮野明美と





茶髪のロングで藤峰有希子似の私が目を引きつけている女性客ふたりだ






当初、ざわめきを散らせていた店内も徐々に元の落ち着いた雰囲気に戻っていった






「ここでも、目を集めますね.....」





そう、私たちがお茶をするのは、これで2回目なわけではない





最初にあったあの日から、何度も二人でお茶をしている




黒服のお兄さんの監視ありだけど





話の内容はもっぱら、明美さんの彼氏、それと妹の志保ちゃん、そして私の弟新一の話なのだ





今日の会話はいつもと違って少し重めの話から始まった







「えっ！？彼氏さんが明美さんに隠し事をしてるらしい？」





....あららー？赤井さん、そろそろ組織から抜けちゃうのかな？





「そうなの！......けどね、最近私には彼は釣り合わないものだと思ってしまってね。」





「いやいや、話を聞いている限りお似合いだと思いますけど！？」






ーーーーーー《さよなら》




.....絶対に未練を残したままで人と別れちゃ駄目！





「ふふ、いいのよ。

　それに、彼に好きな人ができるまでは、彼のことを好きなままでいるつもりよ！」






こんないい人を死なせてはいけない！






それに、たったひとりの妹さん、志保ちゃんのためにも私は明美さんを助けなきゃ





そう決意した明美さんとの何回目かのお茶会だった






いつも通り、怠そうな黒づくめのお兄さんも同行してますよ






ーーーーーーーーーー
明美さん、いい人すぎる！




赤明も好きだけどね、



落ちのためにも明美さんには友ポジにいてもらわないと！





私「明美さーーん！」



どなたか、明美さんのこと好きな人いませんか？



私、友『明美さんを馬鹿な女呼ばわりした赤井さんは許すまじ！』

(赤井さんは好きですよー！)

園子ちゃん、出し忘れてた※漢字直しました→←ふたりの思考

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す