記憶を消して！！パート2【名/探/偵/コ/ナ/ン】

ふたりの思考 ページ22

〜陣平side〜

Aの家、工藤邸から家に帰る





それにしても、Aのやつ、今までずっと隠してやがったのか





萩原に話したのが４年前で、事件に多少関わってきたのも４年前





父や母にあの秘密をバラしたのが12歳の時と言っていたから、それまでの12年間はずっと自分だけで溜め込んできたのだろう






自分のことを後回しにして、他人を助ける意気は嫌いじゃない





萩原も、あのお人好しを手伝っている




少し遅めの参戦だが、できる限りは手伝ってやる




......俺のお気に入りだしな



〜陣平side終〜





〜零side〜


今日、萩原に呼び出されたときは驚いた




滅多に俺に連絡してこない萩原が珍しく電話をかけてきたことだったのに加え、爆弾を解除しに来いと言われたからだ





組織の仕事は夜からだったし、公安の仕事もなかったから向かった





しばらく二人で作業をしていると、見知った顔のふたりが後から来た





そこから3人で仕事を進めたので、存外早くに終わった





そこからはなぜかAが松田に追いつめられていた





何したんだ全く。



組織の仕事も近づいてきたので、Aに連絡が取れるようにこっそりとメモをポケットに忍ばせた





......気付くよな？








組織の仕事が終わり、帰路についた





私用のスマホの電源を付けると、メールが一件届いていた





中を確認すると、どうやら連絡先を登録したという内容だった




『ToA

　ありがとう。松田達を呼び捨てにするなら、俺もしたの名前で呼んでくれ。

　 from降谷』



あまり知らない仲なのにいいのか？とか潜入捜査をしているのに、呼ばせてもいいものかと悩んだが、送信した





次の日の朝、いいですよと返信があり、顔が綻んだのは内緒の話




〜零side終〜



後日、松田さんと萩原さんと一緒にお出かけしました。








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10,000ヒット越えありがとうございます。

これからも、楽しんでいただける作品にしていきたいと思います。

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