【stpr】組長娘と婚約者候補【な組】Part4

#144 ページ13

彼らが大阪に行って1週間が経った。

昨日帰ってくると言われていたんだけれど。

もうお昼か。そろそろ帰ってくるかな？

なんて思っていたら玄関が開く音がした。

私は玄関に向かいみんなに声をかけた。

「みんな、お帰り……」

そう言うと真っ先に抱きついてきたのは。

「はぁ……1週間会ってないだけなのに凄く癒やされる……」

莉犬だった。

「ちょ！莉犬くんずるい！」

「何いってんの〜？新幹線で決めたじゃん」

何を？私は近くにいたさとみに説明を目で求めると察したようで説明する。

「新幹線でくじ引きやって順番にAさんとハグしようかって」

本人の承諾取れよ、私婚約者候補である前に上の立場のお嬢様なんだけど？

「そう言えばデートの件は…」

なーくんがちょっとそわそわしながら聞いてきた。

だからあえて抱きつかれてることにはスルーして話す。

「怪我は？」

「あー…ジェルくんとさとちゃんが多少……」

怪我しないでほしいと思ってたのに。

「俺は腕ちょっと捻ったくらいですって！」

「俺は痣出来たくらいですよ！」

それで悪化したら迷惑かけるでしょうが。

「無理矢理動こうとしたから篁、東条」

近くにいる二人に声をかけた。

「はい」

「なんでしょう」

私は二人に視線を向けた。

「ジェルさとみのこと父さんに報告、無理に動こうとした罰でお説教コース」

「承知いたしました」

あんまりだ！なんて声が聴こえたけど無理矢理動いて悪化しないためには。

ちょっとしたお灸も必要でしょ。


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先程アプリゲームのMV通知来て

すっ飛んで見てきたら……。

神推しが素晴らしすぎて精神的に6回くらい逝きかけました。

7年推してたら神推しにもなりますよ。

ちなみにイメージカラーはオレンジだったりする(笑)

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