97時間目 ページ3
「…で、聞きたいことって？」
出来れば、この体制をやめて話してほしいんだけど。
そんな私の願いも虚しく散り、彼は壁ドンの体制のまま話す。
「あのさ…Aちゃんって、先生のこと何か知ってたんじゃない？」
「……先生って、殺せんせーのこと？ カルマ君も案外マヌケなんだね。殺せんせーは国家機密だよ？ 私が知ってるわけないじゃん。」
一瞬ギクリとするが、すぐにいつも通りを保つ。悟られてはいけない。
彼は、洞察力にたけている。
だから、私のおかしな動きにすぐ気づくだろう。
たとえ、一瞬だとしても。
「俺さ…見てたんだ。昨日の職員室の説明時のこと。」
「暗殺の説明のとき？ それが何だって言うの。」
カルマ君は、元から近かった距離をもっと縮める。
吐息がかかりそうだ。
「Aちゃん、殺せんせーのこと見ても何も言わなかったよね？ 驚いた素振りを一切見せなかった。
それっておかしくない？ あんなタコ、みたら誰だって驚く。なのにAちゃんはそれをしなかった。なぜか？ それは＿＿
“先生の存在を、昔から知っていた”からじゃないの？」
ドクンッ＿＿
心臓が大きく跳ねた。
バレるかもしれない、カルマ君に。トリップのことが。
うまい言い訳を考えなければ。
しかし、焦り考えるほど、いいアイディアは浮かばない。
どうしよう。この場を切り抜ける、何かｰｰｰ！
「……っ、私が転生したのは知ってるでしょ？ だから、不思議なことはもう慣れっこなの。」
「でも、それって14年も前のことでしょ？そんな感覚なんて、もう覚えてないと思うけど。」
やぶへびだ。
あんな言い訳で、言いくるめられるわけなかったんだ。
でもトリップがバレることだけは、絶対に避けなきゃ＿＿！
カルマ君は何も言わない私に、強制的に言わせようとしたのか、こんなことを口にした。
「…言わないと＿＿＿
キスするよ？」
…は？
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シノア(プロフ) - 安芸＠さん» わざわざ、ありがとうございます。実は現在は交換をやめているんです。一度、同じ注意を受けたので。しかし、こちらのフレコを消すのを忘れていたようです。注意してくださり、ありがとうございます。長文失礼しました。 (2015年5月6日 14時) (
レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
安芸＠(プロフ) - フレコの交換は､占ツクのルールの違反対象ですよ｡止めましょう｡ (2015年5月6日 14時) (携帯から) (レス) id: e2044727cb (このIDを非表示/違反報告)
唯愛 - あの、フレンドなりたいです!!^^* ちなみにフレコは495746681596です！宜しくお願いします← あの、友ってなれますかね…!?← 名前は一花.ё(にこ)です！** (2015年5月6日 14時) (レス) id: a8cf0d4600 (このIDを非表示/違反報告)
潮田彰 - 前世も貧乳だったのかなぁ･･･････････････。 (2015年4月27日 18時) (レス) id: 13460f9935 (このIDを非表示/違反報告)
ペルネコ(プロフ) - フレンド希望です！フレコは1907-7891-3633です (2015年4月11日 18時) (レス) id: 3b440bd0b5 (このIDを非表示/違反報告)
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