検索窓
今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:320,892 hit

【番外編】2 ページ9

いきなり呼び出して…いったい何だと言うのか。
まあ、おかげで眠気は吹っ飛んだけども。

やる気のない重い足取りで公園へ向かう。入り口付近へ着くと、人影が見えた。
カルマ君がもう来ているのか、それともただの先客か。
正直言うと、どちらでも構わないが。

そこには、まだ幼い男の子がいた。
一人でブランコに座っている。3〜4歳くらいだろうか。

こんな朝早くに一人で…? 親は…近くに居なさそう。

とりあえず、男の子に声をかけようと思い、近づく。
すると男の子も、こちらに気がついたようで目が合った。


「Aちゃん!」


男の子はパアッと顔を明るくして駆けてきた。

…えっ、何? どういうこと?
私、こんな子知らない。こんなに可愛い子だったら大歓迎だけども。


「えっと…誰?」


状況を把握するために、誰なのかを問う。

男の子は一瞬ポカンとしたが、すぐに怒ったような表情になった。


「Aちゃん…俺、Aちゃんは信じてたのに…見損なったよ。」

「知らない人から急に見損なわれたよ何コレ!?」


ホント意味わかんないよ、何なの!?


「Aちゃん、俺だよっ。お・れ!」

「俺俺詐欺はお断りですけど。」

「ちがーう! ホントにわからないの?俺だよ…






カルマだよ。」



「……はァ!?」

【番外編】3→←【番外編】カルマ君が幼児化!? 1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (328 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
438人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

grape - 85時間目の文が 暗算教室になっていますよ~。この話とても大好きです!更新頑張ってください! (2016年10月18日 19時) (レス) id: 677506d160 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - *姫愛*さん» 本心ですよ!(笑) 続編も良ければ見てください!今から書きますので… (2015年2月16日 21時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
*姫愛*(プロフ) - シノアさん» そういってくれると嬉しいです!wどういたしまして! (2015年2月16日 21時) (レス) id: cfa9906503 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - 優にゃーさん» カルマ君カッコいいですか!? 正直、自信なかったんですよ…でも、そう言ってもらえて安心しました! 番外編のURLを貼りましたので、良ければリクエストください(( (2015年2月16日 21時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - *姫愛*さん» ちゃんと見れますよ! ありがとうございます!題名まで入れてくださって…しかもコメント付き!感激です! 本当にありがとうございました! (2015年2月16日 21時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もち | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年1月17日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。