【暗殺教室】転生って次元をこえるんですか。3

69時間目 ページ5

楽しい休日も終わりを迎え、月曜日。

かったるいわー、何で学校なんかに行かなきゃならないんだ…

うだうだしながらも準備をする。
桜色のリボンを髪に結いつけ、形を整える。
もうずいぶん、くたびれてしまったけど、たまに洗濯とかしているから大丈夫だろう。

そう、このリボンは小学生のときにカルマ君に貰ったもの。

あのときは…災難だったけど、これ貰えたから良かったと思ってる。
前世では、あんまり誕生日祝ってもらえなかったから…家庭内の事情で。
だから、今度こそは祝ってもらいたいと思って、ねだったんだよね(笑)

昔のことを思いだし、うすら笑いを浮かべながらも支度を終えた。



・



「浅野、おはよー。」

「おはよう、A。」


挨拶をすれば、いつも通り返してくれる浅野。

一応クラスメイトだからね。挨拶くらいはしないと。


「1時間目なんだっけ？」

「自分で時間割りを見ろ。」

「うわ、冷たい。浅野、アンタ冷めてんな。」

「これが普通の反応だと思うけど？」

「もうちょっと言葉を、優しくするとかしてよ！ オブラートに包もう！？
チクチク言葉とか小学校で習わなかった！？」

「…チクチク言葉とか、子供っぽいな。」

「浅野のバカァァァ！ 私よりは頭いいけどさ！」


なんて、くだらない会話を交わす。
いつものことだ。中1のときからこんな感じ。



なんだかんだ言って、二人ともこの時間が楽しいと思っていたり…



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何コレ三角関係になりそう^p^

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