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83時間目 ページ23

「うわ…漫画で見るよりも、ずっとボロいな__





旧校舎。」



人波外れた、丘の上。そこに私は立っていた。

だって私、今日から晴れて__



E組の生徒になったんです!



まあ普通は、喜べないことだけどね(笑)

でも、私にとっては嬉しいことだ。憧れの暗殺教室に、通えるのだから。
そのため、いつもよりずっと私は笑顔だった。

ちなみに、まだみんな登校してきていない。
私には暗殺の説明があるから、早めに来たのだ。
だいたいは分かっているのだけど、そんなことを言ったら怪しまれる。

だから素直に、防衛省の言うことに応じたのだ。

それにしても、古すぎやしないか。この校舎は。
廊下は歩くだけでミシミシと音をたてるし…そのうち床が抜けそうで怖い。

こういうとこのトイレって、大抵臭いんだよなー。
そう思って試しに言ってみると、本当に臭かった。


「失礼します。」


礼儀として挨拶をして、職員室に入る。
そこにはもうすでに、殺せんせーと烏間先生がいた。
相変わらず殺せんせーは、触手をうねうねさせながら立っていた。


「お待ちしてました、白瀬さん。さあどうぞ、座ってください。」


そう言って触手でソファーを指す殺せんせー。

先生の声って、こんなんだったんだ。
前世では、まだアニメやってなかったもんなー。見たかったな。

ありがとうございます、とお礼を言ってから指定されたソファーに座る。
正面のソファーには、烏間先生が座っている。


「では早速説明をさせてもらう。君には、コイツを殺してもらいたい。」


殺せんせーを指で指しながら言う。烏間先生。


「殺す…とは?」

「月が七割方蒸発したのは知っているだろう? その犯人はコイツだ。
 そして来年には地球をも破壊すると言っている。」

「そうなんですか…でも私はナイフ等の武器は持っていません。」

「心配には及ばん。人間には無害のナイフ、弾を此方から支給する。
 しかし、コイツはとにかく速い。最高時速はマッハ20。」



分かりやすく説明をしてもらい、だいたいのことを教えてもらった。

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grape - 85時間目の文が 暗算教室になっていますよ~。この話とても大好きです!更新頑張ってください! (2016年10月18日 19時) (レス) id: 677506d160 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - *姫愛*さん» 本心ですよ!(笑) 続編も良ければ見てください!今から書きますので… (2015年2月16日 21時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
*姫愛*(プロフ) - シノアさん» そういってくれると嬉しいです!wどういたしまして! (2015年2月16日 21時) (レス) id: cfa9906503 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - 優にゃーさん» カルマ君カッコいいですか!? 正直、自信なかったんですよ…でも、そう言ってもらえて安心しました! 番外編のURLを貼りましたので、良ければリクエストください(( (2015年2月16日 21時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - *姫愛*さん» ちゃんと見れますよ! ありがとうございます!題名まで入れてくださって…しかもコメント付き!感激です! 本当にありがとうございました! (2015年2月16日 21時) (レス) id: 3b934ef546 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年1月17日 21時

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