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浦「ま、冗談はここら辺にしておいて」
ニパーッと笑う浦原隊長。
白い扇子を一瞬で広げる。
何処で買ったんだろう。
浦「まぁ、こうやって全て話しちゃったんで、Aサンはこれを他言しない……と約束してもらえますか?」
口元は扇子で隠れてる。
いつになく真剣な目で、これは重い約束なんだ、と認識する。
貴「はい。何があっても」
浦「後、藍染副隊長には近づかないで欲しいッス。彼は、ボクとAサンの関係もよく知っている」
まぁ、確かに。
いつも平子隊長の後ろに居たし、何回か一緒にお茶もした記憶があるし。
あの優しそうな笑顔の裏には……。
そう考えると、人って恐ろしいと思う。
浦「Aサンが真相を知るのは、決定事項みたいなものッスからね。ボクの彼女である限り」
さらっと照れるような事を言われた。
くすぐったい感じ。
浦「あ、でも、余り変に接するのも怪しまれるから、そこは上手くやって下さい」
貴「あのっ……」
浦「はい?」
貴「そうすると、私は浦原隊長と余り接しない方が良いんですかね。もうここには来ない方が……」
キョトンとする浦原隊長。
数秒後、
浦「…そこまで考えてなかった……」
と頭を抱えた。
抜けてる。
しかも凄く悩んでる。
暫く悩み悶えた様子を見せた後、こう言った。
浦「プライベートにまで干渉してきたら全力で斬りますんで、絶対来て下さい」
貴「あ、そうですか……。斬…」
なんて無茶苦茶な答えなんだろう。
これが元技術開発局長の発言か!!と思える程だ。
浦「今日は御飯、ここで食べて行きません?今から外に出るのも面倒ッスよね」
貴「あ……私、聞くこと聞いたら帰ろうと思ってました」
いや、本当は顔だけ見て、気に食わなかったら一発殴ってそのまま帰ろうと思ってた。
が、それは秘密。
浦「え……っと、あはは。じゃあ、無理に引き留めるのも悪いッスよね」
貴「うーん。申請してないですし。また今度でいいですか?」
また今度。
会う口実が、うまい具合に作れた。
渋々、といった感じで彼は私を見送った。
また今度。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
そして、時間は現在へと巻き直される。
ラッキークリスマスプレゼント
ケーキ
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キラ(プロフ) - とっても面白いです！！楽しみに待ってます！ (2018年12月9日 22時) (
レス) id: 4b08e8e764 (このIDを非表示/違反報告)
叶羽(プロフ) - ヤバいです！！喜助さんかっけー！！！！！！ (2014年5月22日 20時) (レス) id: 1de2df6c67 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 面白かったです(´∀｀) (2013年12月23日 14時) (レス) id: ad6546bcf2 (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - しのさん» 大丈夫ですよー(*´∇｀*)了解です！ (2013年7月19日 0時) (携帯から) (レス) id: b4c601e43f (このIDを非表示/違反報告)
さくまどろっぷす(プロフ) - しのさん…！通知があってソッコー来ましたよ(別にそうでもない)！しのさんの作風が大好きなので、いつまでも応援してます！頑張って下さい！ (2013年7月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 37a80ee47e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しの | 作成日時：2012年11月17日 21時
