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第二章七節 ページ15

*




国木田「ッおい!!森内が居ないぞ!!?」


中原と一悶着あったすぐあと。
社員寮を訪ねた国木田は四葉が居ないことに気づいて社に引き返してきた。


ザワッと動揺が広がる社内。



中島「……真逆、拐(かどわ)かしとか…」


敦の顔に不安の色が浮かぶ。

その時太宰が鼻唄混じりに社の扉を開けた。


お通夜の様な雰囲気の社内に困惑を見せる太宰。

敦の説明に相槌を打って聞いている。



太宰「なるほどねぇ。四葉が拐かし、かぁ。」



その口ぶりからは心配と言った感情は感じられない。


急遽四葉を捜すための会議が執り行われることとなった。


江戸川「ッ早くいかないと四葉がっ!!」


会議室で取り乱しているのは意外にも乱歩であった。

彼は四葉と仲がいい。
普段から親しい間柄で四葉が誘拐されたかもしれないことが不安なのだろう。


江戸川「…皆が行かないなら僕だけでも行く。」


その言葉に、今まで静かに話を聞いていた福沢が僅かに肩を揺らす。


福沢「…太宰。森内をつれ戻すことは可能か。」


指名されたのは太宰であった。
太宰はにっこりと微笑んで自信ありげに答えた。


太宰「もちろん。」

福沢「……ならば太宰に一任する。」

江戸川「っ社長!!」


ぐ、と息を詰まらせる乱歩。

太宰はそんな乱歩の様子を見て一言声をかけた。



太宰「安心してください乱歩さん。アレがそう簡単にタヒぬ筈がないですよ。」


太宰(だって四葉は____)



*



____
今作においてちょっと時間軸が分からなくなってるので記載致します。
現在単行本二巻、第六話の直後となっております。
ですが中也さんが横浜に戻っています。
きっと遠方の小競り合いは早々に解決したんですよ多分←
生じる単行本との差はお見逃しくださいm(__)m

第三章一節→←第二章六節



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 文スト小説 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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しのっぺ(プロフ) - ミカゲさん» 正解ですよ!!あの曲中毒性がすごいですよね〜!私もボカロ結構好きなのでウチの子に歌わせたくって…笑 見ていただけてとても嬉しいです!ありがとうございます! (2016年7月30日 11時) (レス) id: 1ead4d7d0b (このIDを非表示/違反報告)
ミカゲ(プロフ) - ワールズエンドダンスホール・・・!?  (2016年7月29日 21時) (レス) id: 5a4295338f (このIDを非表示/違反報告)
しのっぺ(プロフ) - 牡丹さん» はじめまして!!! お、面白いですか!!? アババ、そんなお言葉光栄です……!! 自分でも予想していなかった程の評価でびっくりしています← ありがとうございます!!ハイ!!更新頑張ります;; (2016年5月2日 3時) (レス) id: d3e84760c3 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹(プロフ) - はじめまして!!!いや〜面白いですね!!!これからも更新頑張ってください!! (2016年5月1日 22時) (レス) id: e3b3e501fd (このIDを非表示/違反報告)
しのっぺ(プロフ) - つぶ飴さん» コメントありがとうございます!! 私も作ったオリキャラをすごく可愛がってしまうのでその気持ちよく分かります(笑) 最近は更新停滞気味で申し訳ないです;; なるべく更新速度を上げれるよう善処致しますm(__)m (2016年4月18日 1時) (レス) id: d3e84760c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しのっぺ | 作成日時:2016年3月13日 0時

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