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達也「さすがに退院したら渡してやんねーと、麻耶も困るし、俺らも困るだろ」
「そうなんだよね…」
消してしまえばいいだけの話
でも、それだけはしたくなかった
麻耶の携帯から私との思い出が消えるのは
麻耶から私との思い出が消えてしまうように思えてならなかった
哲也「かして。」
そう言って抜き取られた携帯
手際よく動く哲也の指
哲也「はい。開けてみな?」
再び返された麻耶の携帯を開けると
「あっ…」
さっきまで2人の笑顔が映っていた待受には8人の写真に変わり
私と麻耶の恋人としての写真やメール電話の記録などはロックがかかっていた
「どうやって…?」
哲也「一種のサービス機能だよ。
暗証番号は麻耶が記憶を戻せば必ずわかる」
そう言われロック解除画面を見ると___________
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ゆーさん - とっっっても面白かったです!シリーズ全部読ませていただきました!後半は泣きそうになってしまいました…小説で泣きそうになったのは初めてです!これからも他の小説がんばってください!応援してます! (2017年11月3日 11時) (レス) id: 9cbe8f019a (このIDを非表示/違反報告)
なりみっちぃ(プロフ) - こころさん» こころさん!コメントありがとうございます!至らない私ですが、これからも読んでいただけると嬉しいです^^* (2016年10月15日 0時) (レス) id: f26ffbe547 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - この小説好きです!更新頑張ってください^^陰ながら応援させてもらいます!! (2016年10月13日 1時) (レス) id: 9f05ed3e74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なりみっちい | 作成日時:2016年10月6日 23時