XXIX ページ30
あ「まこと・・・」
私は、目を閉じたままの真を優しく撫でた。
あ「もう、大丈夫だよ・・・みんな、もうすぐで帰れるから・・・」
黒「そうですね」
声のするほうを振り向くと、黒子くんが立っていた。
黒子くんは青峰くんに近づく。
黒「みんなで帰りましょう。」
高「もちろんっしょ!」
どこから来たのか、高尾くんも緑間くんのそばに立っていた。
宮「当たり前だ」
木「ここまでみんな頑張ったんだしな!」
宮地先輩に木吉まで。
高「宮地さん、笠松さんと仲良かったでしたっけ?」
宮「合宿中、少し喋った。同じ3年だし、黄瀬があんなだからな。」
木「俺は、花宮を。ゆっくり見る時間なかったしな。」
それぞれ、思い募る人の近くに近寄る。
黒「青峰くん。本当にありがとうございました。」
高「しーんちゃん・・・もうちょっと我慢してね・・・」
木「花宮。お前ともう一度プレーしたかったぞ。」
宮「黄瀬のことは安心しろ。みんなで生きて帰るからな。」
何か返事が帰ってくるはずもないのに、私たちはただただ手をとり話しかける。
あ「ありがとう真・・・大好き・・・」
みんなで帰れる・・・
.
.
.
そう、思ってた。
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家族 - あれ、目から雨が (2022年12月21日 20時) (レス) @page35 id: 509fda5318 (このIDを非表示/違反報告)
皇 音那 - これ読むの何回目だろう.....三回目だ!!毎回泣く (2019年9月2日 0時) (レス) id: fa1660b029 (このIDを非表示/違反報告)
赤司征二は赤司征十郎を愛してます。 - ――愛してるよ、征二――
――愛してるよ、征十郎―― (2018年7月6日 3時) (携帯から) (レス) id: 0ce2b3c7a5 (このIDを非表示/違反報告)
赤司征二は赤司征十郎を愛してます。 - 最初に花宮が、そして笠松さん、緑間さん、今吉さん、桜井さん、青峰さん、最後に赤司征十郎。あなた達が生きていたこと、この世に存在したこと、僕は忘れない。絶対に。 ありがとう。 (2018年7月6日 3時) (携帯から) (レス) id: 0ce2b3c7a5 (このIDを非表示/違反報告)
鬼龍院由貴 - 最後めっちゃ泣きました!涙腺崩壊しちゃったかもしれないです… (2018年1月6日 4時) (レス) id: 490035b760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オズ★ | 作成日時:2013年11月16日 22時