検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:300,239 hit

XXIX ページ30

あ「まこと・・・」





私は、目を閉じたままの真を優しく撫でた。






あ「もう、大丈夫だよ・・・みんな、もうすぐで帰れるから・・・」




黒「そうですね」






声のするほうを振り向くと、黒子くんが立っていた。



黒子くんは青峰くんに近づく。







黒「みんなで帰りましょう。」



高「もちろんっしょ!」






どこから来たのか、高尾くんも緑間くんのそばに立っていた。






宮「当たり前だ」



木「ここまでみんな頑張ったんだしな!」






宮地先輩に木吉まで。






高「宮地さん、笠松さんと仲良かったでしたっけ?」



宮「合宿中、少し喋った。同じ3年だし、黄瀬があんなだからな。」



木「俺は、花宮を。ゆっくり見る時間なかったしな。」







それぞれ、思い募る人の近くに近寄る。






黒「青峰くん。本当にありがとうございました。」



高「しーんちゃん・・・もうちょっと我慢してね・・・」



木「花宮。お前ともう一度プレーしたかったぞ。」



宮「黄瀬のことは安心しろ。みんなで生きて帰るからな。」







何か返事が帰ってくるはずもないのに、私たちはただただ手をとり話しかける。








あ「ありがとう真・・・大好き・・・」







みんなで帰れる・・・









.








.








.







そう、思ってた。

XXX→←XXVIII



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (652 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
566人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

家族 - あれ、目から雨が (2022年12月21日 20時) (レス) @page35 id: 509fda5318 (このIDを非表示/違反報告)
皇 音那 - これ読むの何回目だろう.....三回目だ!!毎回泣く (2019年9月2日 0時) (レス) id: fa1660b029 (このIDを非表示/違反報告)
赤司征二は赤司征十郎を愛してます。 - ――愛してるよ、征二―― ――愛してるよ、征十郎―― (2018年7月6日 3時) (携帯から) (レス) id: 0ce2b3c7a5 (このIDを非表示/違反報告)
赤司征二は赤司征十郎を愛してます。 - 最初に花宮が、そして笠松さん、緑間さん、今吉さん、桜井さん、青峰さん、最後に赤司征十郎。あなた達が生きていたこと、この世に存在したこと、僕は忘れない。絶対に。 ありがとう。 (2018年7月6日 3時) (携帯から) (レス) id: 0ce2b3c7a5 (このIDを非表示/違反報告)
鬼龍院由貴 - 最後めっちゃ泣きました!涙腺崩壊しちゃったかもしれないです… (2018年1月6日 4時) (レス) id: 490035b760 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:オズ★ | 作成日時:2013年11月16日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。