薄桜鬼 宵闇に溶ける

瞳に映る景色 ページ13

沖田side

君はもう覚えていないのかな


あの日の暖かさも

心細さも


何もかも悲しい思い出に埋まってしまって。


あの時の桜を僕はまだ覚えている



特にどうと言うことはない。

特別な感情もない。

ただ、Aを見たとき、一目で分かった。
人混みのざわめきと桜の中で見えた、
独りの寂しさに溺れた瞳をしていたから。

何も知らないフリをして、流してしまったけれど、
間違いなく微かな喜びをつかんだ気がした。

幻かもしれない。気のせいなのかも。


けれど、確かな感触もあったんだ。




僕は



Aを


悲しい瞳を





知っていたから。


あの子の涙も知っていたから。









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すいません短いです・・・

主人公は沖田の小姓なので、呼び捨てです。

小姓さんて、お侍さんのお世話係みたいな人ですかね。

わからない単語があったり、使い方のまちがった言葉が
ありましたら教えていただけると幸いです★
作者も覚えたてホヤホヤの言葉を使ったりしていますので((殴

読んでくださり本当にありがとうございます！

さいごまで見ていっていただけると嬉しいです！



でわでわ♪

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