黒バスなキミを、レンタルしたいっ！！extra story《もっともっとレンタルする？》【黒子のバスケ】

ー３ー ページ9

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福「A、お前絶対恋愛経験ないだろ」


貴「当たり前じゃないですか……私みたいな子を誰が好きになってくれると言うんです？」


福「だからそうネガティブになるなよ。大丈夫だモテ期は誰でもいつかは来る」


貴「……福井さんはさぞかしモテるでしょう？すごく…かっこいいから」


福「は……はあ//！？何本人目の前に言ってんだよ」


貴「言ってはあまりいい気にならないんでしょうか？……気をつけます」




　分かった。
　コイツ……無知という名のド天然だ




福「……よし、自分に自信がなさすぎるお前が頑張れるようまじないをかけてやるよ」


貴「……まじない…！！お願いします」


福「言ったな？『お願いします』って」


貴「はい言いましたけど……んっ」








　俺は素早く無防備なAの唇に自分のそれ
　を重ねる




　……本人に了解を取ったのだから問題ない








福「……はぁ……これで少しは自信出たか？」


貴「い、い……今の………///」


福「もしかしてファーストキスだったか(笑)？」


貴「………///」


福「まっ、マジかよ！！？」






　Aといるとこちらまで恥ずかしくなって
　きてしまう///



　あー、本当もうめんどくせー奴にレンタルさ
　れたな！！





福「これから俺を好きになってみろ。A」


貴「それは……無理です！！」


福「意地でも絶対好きにならせてみるからな！！」






　＿＿こうして、俺とAとのレンタル生活
　は始まったんだ







・






・






福「フッ…なんだか懐かしいな」



　あれからAは変わった


　ちゃんと人と関わるようになったし、少しば
　かりモテるようになったらしい……


　そして俺のAへの気持ちも、変わった






福「俺も堂々と告白してーなぁ」





　あんまりのんびりしていたらマジで取られて
　しまいそうで。


　いっそのこと気持ちを伝えてしまいたい





福「………よし」





　アイツの家のドアまでやってきて後はイン
　ターホンを押すだけだ





　ピンポーン♪＿＿






・




・





貴「あっ……福井君っ待ってましたよ！！」


福「おう」




　中から彼女が出てくる


　もちろん前髪は……短いまんま




福「彼氏が来てやったんだからもっと喜べよ」


貴「……へへ///」






　A



　お前が俺を本気で好いてくれるのなら
　仕事、辞めてやってもいいんだぜ///？





＊＊





　next is……黒子

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