PGなキミを、レンタルしたいっ！４《もう……我慢できない》【黒子のバスケ】

＊こんなに好きなのは、俺だけ？by伊月 ページ7

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赤司「……俊、もう来てたのか」


伊月「ああ、赤司おはよう」




　時刻はまだ出勤時間よりも随分と早い
　
　俺以外に誰もいないオフィスで１人くつろいで
　いたら赤司がやってきた




伊「今日はなんだか早く目が覚めちゃってさ」


赤「そうだとしてもこんなに早く来る必要もないだろう？本当に真面目だな」


伊「……んーそうかな？ってか赤司は毎日この時間に来ているんだろう？お前にその言葉そのまま返すよ(笑)」


赤「僕の場合はもう癖のようなものだからね」







　さすが。
　キセキの世代の主将はいつになってもレベルが
　違う


　

　それにしても″真面目″か……
　もうこの言葉を何度他人から言われただろう





・





赤「そういえば……また新しく契約されたそうだね？」


伊「ん？……ああ、そうだよ」


赤「今、契約しているのは４人だろう。なかなか大変だな」


伊「そうだよな(汗)……そろそろ今吉さんに抗議しないと」


赤「………だけど俊はその４人とも平等に、大切に扱うんだろうね？お前のそういうところが″真面目″だと言っているんだよ」






・





　赤司と目があった……
　
　全てを見透かしたようなその瞳にゾクリとする




　全く、お前はどこまで見えているんだよ……(汗)







伊「まぁ、偽の彼氏だとしても相手に失礼だから」


赤「そこにお前の感情はないのか？」


伊「……多分、ない」








　俺は相手が誰であろうと優しくできる自信が
　ある。それに望むのなら何だってしてやる

　
　……ただ真面目に仕事をこなすだけ







・







伊「………あ、そろそろ行かないといけないんだった！！じゃ赤司後は頼んだぞ」


赤「ああ」









　俺はオフィスを出て、新しい彼女の元へ
　向かう




　……だけど、本音を言うと
　あまり乗り気じゃない

＊こんなに好きなのは、俺だけ？　ー２ー→←＊人の理性…壊すんじゃねーよ　ー６ー

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