mission151 ページ30
youside
隠れ家に戻ると、直ぐに零さんが私たちを出迎えてくれた。
零｢おぉ、おかえり2人とも。無事で何よりじゃ。｣
零さんはにこりと微笑むと、凛月くんが眉をひそめながら口を開いた。
凛月｢…葵兄弟は？無事なの？｣
凛月くんが硬い声で問うと、零さんも硬い表情で口を開く。
零｢ゆうたくんは怪我の処置も終わり、いつも通りとまではいかぬが動ける状況なのじゃが…問題は、ひなたくんじゃな。｣
A｢ひなたくんの意識は戻ってないんですか？｣
零｢うむ。未だに目を覚ましてはおらんわい。呼吸は安定してきてはおるのじゃが…｣
零さんは困ったように眉尻を下げた。
零｢命には別状がないものの、やはり負った傷が大きいせいか、いつ目を覚ますのかも検討がつかんのじゃよ。｣
私たちの間に、しばらく沈黙が流れた。
凛月｢…ねぇ兄者、話があるんだけど。｣
沈黙を破ったのは凛月くんの冷たい声だった。
零｢奇遇じゃのう。我輩もじゃ。｣
凛月くんの怒気を孕んでいるようにも聞こえる声を、零さんはいつもの微笑で受け止めた。
A｢それじゃあ…私はひなたくん達の様子を見に行って来てもいいですか？｣
私がそう聞くと、零さんはあっさり頷いてくれた。
零｢うむ、今この隠れ家には我輩たちの他に葵兄弟とわんことアドニスくんしかおらんのでの。葵兄弟の看病をしているわんこを手伝ってくるがよい。｣
(あれ…？泉さんとレオさんは…？)
凛月｢セッちゃんと王様は買い物に行ったスーちゃんの迎えに行ってる。Aがナッちゃんを探しに行く前に外に出てったよ。｣
A｢あ…そうだったんだね。教えてくれてありがとう！｣
口に出してない疑問に答えてくれた凛月くんにお礼を言ってから、私はその場を後にした。
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リューゲ(プロフ) - 麻衣さん» コメントありがとうございます！！この作品を好きになって貰えて光栄です！！これからも亀更新ですが応援していただけると幸いです！お仕事頑張ってください！ (6月18日 21時) (
レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - 最近この小説を見つけてハマっていてずっと見てます！！お話も作り込まれていて見ていてとてもワクワクします！これからもこの小説の為に仕事頑張ります🥹 (6月12日 2時) (レス) id: 9b82d4ecb7 (このIDを非表示/違反報告)
リューゲ(プロフ) - ちさとさん» もうなんとなく察しはついているかもしれませんがご想像にお任せします😊 (2023年3月30日 22時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
リューゲ(プロフ) - ちさとさん» コメントありがとうございます！生きがいと言っていただけて本当に光栄です😭😭相変わらずの亀更新ですが応援していただけると嬉しいです！これからも応援よろしくお願いいたします🙏 (2023年3月24日 18時) (レス) id: ab9e6bad9c (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 更新ありがとうございます🙇♀️読む事が自分の生きがいになっています(笑)これからも頑張ってください！ (2023年3月24日 9時) (レス) @page16 id: 114e667087 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リューゲ | 作成日時：2023年2月11日 16時
