６人のシスコンお兄ちゃん (ページ5)

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おそ松side ページ5

おそ松side
家にいてもうるさいから今日はAを迎えに学校まで来てみたけど…。

おそ「ん？告白か？青春だね～！」

知ってるやつだったら冷やかしてやろうか。
と思って近づいていくと…

男子の方は知らなかったが、女子の方はすごく見覚えがあった。
っていうか朝見た顔だし。

おそ「A…だよな？告白されてんの…？」

俺は、すぐLINEでトド松に伝えた。
おそ松Aが学校で告白されてる。

すぐ既読がついて返信してきた。
トド松すぐ行く。AがOK出さないように見といて。

さすが俺の弟。さぁ、突撃すっかなぁー。
ちょうど、Aが、OKしようとしてたときだった。Aが俺を選ばなかったことにイラついた俺は

おそ「付き合わねぇよ」
と口出ししてしまった。いつもの俺と違う様子に気づきAは驚いた顔をしていた。
ってか驚いた顔も可愛い～

そしたら告白していた男はAちゃんとか気安く呼んでいたことにますますムカついて

おそ「気安く俺の妹の名前を呼ぶな…。Aは彼氏なんて要らねーんだよ！俺らがいれば十分！」

と言うと、告白していた男は驚いた顔で

蓮「…シスコン？じゃあそのシスコンを治すためにAちゃんは俺が貰ってよくないですか？」

とか調子にのったことをいってきやがった。またAのことを気安く呼んだことは腹が立ったけど我慢した。
頑張って我慢したんだよ？お兄ちゃん。

でも、イライラしてたから思いっきり睨んで…

おそ「渡さねぇって言ってんだろ！」

と言ってやった時。ちょうど弟たちが来た。
ナイスタイミング！

おそ「６人全員集まったぜ？それでもやるなら受けてたつよ？」

と言ったらやっと諦めたようで、舌打ちして帰っていった。
俺らの可愛い妹に手を出そうとしたらこうなるってことは少しは分かったかな～？

なんか、弟松達が怖いこと言ってた気がしたけど、一旦おいといて…

「「「「「「さぁA帰ろ！」」」」」」

今日も、Aに彼氏ができることを阻止できて良かった。
俺らが本当の兄妹じゃなかったら良かったんだろうけど。

そのとき俺は気づかなかった。後ろから誰か見ていたことを。