【黒バス】いろんな曲で短編集がしたい【短編】

繰り返し一粒 :赤司&黒子 ページ10

はるか様よりリクエストをいただきました。

そうはしていないつもりですが、
捉え方によって腐ってるように思えるかもしれません…
苦手な方はとばしてください。
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その時は、嬉しかった。

ただ純粋に、一軍として、求められているのだと思っていた。

そう、“黒子テツヤ”として。


自分が彼にとって「都合のいい駒」であることを、
気がつくのに大変な時間を要した。



11対111。

彼、または彼らの、仕組んだ11対111。


自分の願いは、きき届けられず。
でも、信じていたんだ、本気で。


今の彼…赤司君の、色の違うふたつと目と目があうたび、

ぞくり、と、背筋が震えるようで。



学校にもほぼ行けなくなる。


考えていた。
ずっと、考え続けていた。



彼は、騙していたのだろうか。

それとも、僕が勝手に騙されたのだろうか。


どちらにせよ、あの部に僕の居場所はないのだ。




ああ、でも。

僕を釣り上げていたとしても。



嘘をついて、このまま躍らせ続けていてほしかった。


だって、この衝動は。

体が動き出すような、波打つ衝動は、まだおさまっていない。


バスケがしたいんだ。



だから、



僕は、この衝動を委ねる、別の扉を開きます。


君にきちんと伝えたかったけれど、留めておきます。

さようなら。


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大丈夫ですかね？

恋愛感情ではない(つもり)なので、セーフにしてください！

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