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第2話 ページ4

【ASide】
ふと目が覚め、暗闇から視界がぼやけながらも明るくなっていく。


(ここは、、どこだ?)

思い出せることを思い出していく。

自分の名前、住所、電話番号、家族構成

近いところから着実に思い出していく。

確か、今は先輩の卒業式にいて…先輩に告白して、、、


!!

翔太先輩は!?

先輩を探そうと体を上げようとすると、頭と左腕が拘束されているようで動けない。

右腕は動くらしい。


見覚えのある感じに周りをきょろきょろと見わたしてみると、

上にぶら下がっているやすり、

ドア、その横にある何かを入力するであろうもの。


…なんとなくだがキミガシネを連想してしまう。

また、その横には横になっている翔太先輩がいた。


「せ、先輩!翔太先輩!!起きてください!大変です!!」


と、大声で先輩を呼ぶと眠そうな声で


翔太「んん…?どうしたの?」

暫くしてあたりをきょろきょろし、右手で額と左腕を触って

翔太「え、ここどこなの?どういうこと?」

とわかりやすく動揺していた。

「先輩、落ち着いてください!」

と、落ち着かせるとよく聞くようなデフォルメのような着信音が鳴った。


もしかしてと思い、ポケットを探ると何もない。


「先輩、ポケット見てみてください!」


翔太「す、スマホ?出るわね!」


翔太「もしもし!助けてくださ

スマホ『……音声案内を開始いたします。』

え?」


スマホ『これより 最初の試練 を行います。』

スマホ『…A さん 翔太 さん には この部屋にあるどこかにある カギ を見つけていただき ご自身を縛る 拘束具を解除していただきます』

スマホ『…もしこちらが提示した制限時間を超えても解除できない場合 ベッドの装置が起動し』

スマホ『バタン!とへし折ります』

スマホ『是非ともこのスリルを全身で味わってくださいませ』

スマホ『制限時間はたっぷりと…5分とさせていただきます』

スマホ『なおカギは 一本 しかないためどちらが使うか ご相談ください』



翔太「な、なんなのよ…これ」

翔太「鍵?一本?どうすればいいわけ!?」

先輩は怖がり、慌てている。

「先輩!落ち着いてください。」


「とりあえず先輩、かぎはポケットに入っていませんでしたか?」

なるべく落ち着かせるように、ボクも落ち着くように

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作者名:shiki | 作成日時:2022年4月16日 21時

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