楽曲5 ページ7
私が次に目を覚ましたのは病院だった
頭と腕には包帯が巻かれていた。
私が目を覚ますまで付きっきりだったのか、見知らぬ女の人が私を見ると泣いていて「もう大丈夫よ、安心して?今日から貴女は私達の家族も同然よ」と良い、医者と看護師を呼んだ
どうやら私は傷つけられた子供達を見て大人さえも歯が立たない相手でこんな汚い大人に頼った私が馬鹿だったと言い、院長先生をフルボッコにしたらしい。全く覚えがないが、私の知識と剣術や護身術などの応用で暴君院長はまだ目を覚ましてないらしい
そして、心身共に傷が深い私は教会の孤児院に引き取られることが決まった。その孤児院は心身の傷を負った私の様な子供が多く集まっていると聞かされ、退院後そこに入ったが、ストレスからか大人の前では声が出ない事大人への恐怖心やトラウマから外に出る事も出来ないほどだった
私は、ただひたすらに、担任から貰ったミュージックプレーヤーとヘッドホンで音楽を聴いていた
外の騒音をかき消す為に
あの事件から少し経った後に今の兄妹と出会い打ち解けたのは音楽だった。14で私もその兄妹の1人となり、段々とバンドを通して大人を克服していった。スカウトもされ私達は本格的に活動を始める事になる。
そんなこんなで今初のテレビ出演の前という事でこの孤児院の子供達と出来る限り遊んだ
お昼になると迎えのマネージャーが車で来て私達は其々の楽曲などを持ち車で最終確認をした
今回の新曲のテーマは【劣等感】
歌詞のチェックや音のチェックをしたら後は雑談をした。目的地に着くとすぐさま私達はまず楽曲のみで練習。デビュー曲と新曲の練習しやチェックをお互いにし合い、意見を交わすと休憩になり雑談をする。
みんなと休憩した後私だけボイストレーニング
大体夕方の5時に終わった
早いけど軽く夕飯を食べて休むと6時
すぐにテレビ局へ行く
テレビ局で1時間程ボーカル有りでリハした後、私達は自分の出番を待っていた
私はこの前加州君と初めて会った加州君の相棒?の安定くんからお守りとして貰ったプレゼンを身につけ、衣装に着替える
今回の衣装はゴスロリで其々のイメージカラーを入れた衣装だ
私は加州くんから貰った深紅色のダイヤの形をしたピアスと安定くんから貰った鍵のネックレスをつけ、いつも通り、目に真っ赤な紅を指し、口紅は姉さんと音色が選んだお気に入りの色をつけた。
余談だけど、音色は男。性別書いてないから勘違いしてる人が多いけどね
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