楽曲30 ページ33
私はあれからずっと最新曲のベースを練習しながら歌詞を歌い続けた。
『♪ずっと.一緒に奏でる音色!色褪せない世界中の
それを引き裂き全てを変えるのは私達の
私達はみんなあの場で出会えたからこの叫びを1人も欠けずに奏であげるの!
その為に生まれた私は
音を奏でるは
リズム刻む君は神の天使!
私達全員を最大に活かせるのは王子達の
全員が揃わなきゃこの音と歌詞は意味を得ない!それが私達!noise And shout Children!』
もっと、歌いたい!この曲を届けたい!
そう思って何度も弾きながら歌う。
今、私は…
音に酔いしれ音を狂った様に求める今の私は……
音を喰らう、【モンスター】だ。
もう練習と思って最初から弾こうとした時だった。
私の防音室の部屋の扉が開き、少し?怒ったお兄とお兄の第2部隊と第1部隊の方達が入ってきた…。
私はこの13人が一気に入ってきた為に頭の中が一瞬にしてパニックになった。
音漏れしてた⁉私、また、迷惑をまたかけたんだ…!また、何も守るどころか、壊して怯えさせたんだ!
そう、思って謝ろうと思うが声が上手く出せない。
緊張と恐怖に全ての主導権が握られた様に謝罪すら出来ないのかとまたパニックの連鎖になってしまった。
しかし、お兄や第1部隊と第2部隊のみんなからは予想外の言葉が出てきた。
審神者「A…?大丈夫ですか?顔色があまり良くないですが…
新曲の練習…難しかったですか?
昨日、堀川さんや燭台切さん歌仙さん達から最新曲は難しいみたいだと伺ったので…。練習をしているとは予測してましたが…。Aが朝餉の時間になっても来ないので皆さん心配したんですよ?」
山姥切「嗚呼。主の言う通りだ。しかし…」
髭切「まさか、夜通しで練習してたとは思わなかったよ。ね、髭切?」
膝丸「それは兄者の…ってそんな事はいい!少しは寝てくれ!俺たちもそこまで練習してたとは思ってなかったから心配だ!倒れたらどうする⁉」
和泉守「少しは、自己管理をしろよ?心配するだろうが。少し寝たら後で国広に軽いもん作ってもらってそれ食えよ?」
堀川「うん、それが良いよ!徹夜してまで練習してたんだから少しでも寝て下さいね!頃合いを見て何かお腹に優しい食事を持ってくるから!」
そう言って私をベッドに横にさせるとみんなは部屋から出て行った。
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