【眠りの国】4 ☆ ページ46
☆主人公サイド
ゆづ王子がお仕事中である日中は、自分も一人で過ごしているので、公務でお出かけしていても私の生活はいつもとさほど変わらない。
しかし今日は、氷の神殿で皇子のための何かしらの儀式があるらしく、私は真凜と共に馬車で神殿へ向かっていた。
「街並みもだいぶ緑が濃くなってきたね。」
今までこの国の冬の景色しか見たことがなかったので、窓から見える風景でさえ、絵画のようで心がなごむ。
「はい。これから夏になると、七夕祭りが盛大に行われるんです。」
たくさんの飾りが城下を彩ります!と真凜が興奮気味に教えてくれる。
「そうなの、私も見てみたいな。」
「お城でも飾り付けをしますから、是非Aさまもご覧下さいね。」
七夕祭りか…。
太陽の国での夏といえば、派手な花火が上がる中で踊ったりして楽しんでいたっけ。
それぞれの国や地域によって、様々な催しがあるんだろうなと想いを馳せていると、もう神殿に到着したようで、馬車が止まる。
馬が鳴いて知らせてくれてたのを合図に、真凜が外へ出た。
「Aさま、ゆっくり降りてください。」
「ありがとう。」
差し伸べてくれた手をぎゅっと掴んでステップを慎重に降りる。
そして、視界に婚儀に訪れて以来の、氷の神殿が広がるのだが…。
「……?」
あれ?なんだか人たがりが出来ている。
それも、入り口を囲うようにきちんと整列していて、私の姿を見たとたん、まるで待っていたかのように拍手をし始めた。
「Aさま、国民は皆Aさまが来るのをを待っていたんですよ。」
「え。」
「応えてさしあげてください。」
真凜が優しく耳打ちしてくれるのだが、私を待っていたとは一体…。
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鹿(プロフ) - 心菜さん» お話しに触れていただいていありがとうございます!ちょこちょこ休憩的な話を挟んでしまうがゆえに、とても長くなってしまうという…。次移行なので、またよろしくお願いします!!私は神戸インだよ!! (2019年4月23日 18時) (レス) id: ac41a7df10 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みなみさん» もうトロントへ帰ってそうですね^^でも乙女だったなあ〜。いろいろ乙女だった。今度はいつ会えるのでしょうか。ショーには出てくれるのでしょうか!あ〜仙台行きたい! (2019年4月23日 18時) (レス) id: ac41a7df10 (このIDを非表示/違反報告)
心菜(プロフ) - 王女ちゃん1人でのお参りでも、国民の皆さんに喜んで貰えて良かった(^-^)色々応募しても何にも当たらない私ですが、1日乗車券は御用意頂けました。そしてFaoi幕張土日参加です (2019年4月22日 20時) (レス) id: 15da2c977a (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - ニュースで笑顔が見られましたね。束の間の実家滞在になるのかな。帰国している間にいろんなお仕事が詰まってそうですもんね。とりあえず、いい表情だったなと思いました。ここのところ情報チェックする余裕があまりなく、乗り遅れています。ゆづが元気ならそれでよし。 (2019年4月20日 23時) (レス) id: 42f93678ff (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - みなみさん» そんなに壮大な話にはならないんですけどね。ちょっと昌磨さんの話を書きたかっただけなのに、変な方向にいってしまって^^;これが終わったら試合です!ご本人はもう仙台についたかなー?! (2019年4月18日 17時) (レス) id: ac41a7df10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鹿 | 作成日時:2019年3月18日 19時