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7時間 ページ7





少し不機嫌そうに扉を開けたおそ松は、私の顔を見ると表情を驚かせた。


へへ、なんて笑ってみれば、意味がわからないとでも言いたげな目で私を見てくる。





「えっと…A、だよな?」


「うん。私に一卵性の兄弟なんていないしね」


「ははっ、確かに」





高らかに笑いだしたおそ松に「入れてよ」と呟くと、演技臭い紳士的対応で私を中に入れた。


やっぱり、玄関でも外よりは幾分も暖かい。


部屋の中でのんびりしてるニートたちは、ぬくぬくと過ごしてるんだろうけど。



つっかけたスニーカーを並べて、廊下に上がる。


その後ろにおそ松が並んだのは、気配で分かった。




「今日はどうしたんだよ」


「飲も。買ってきた」


「おお!いーねー……ってA、仕事は?」


「サボり。ちょっと好き勝手したくてさー」





私がそう言うと、おそ松は中途半端に驚いた顔をしていた。





「……偶には休みたくなんの」


「ふーん…働かない俺には多分一生分かんないな」


「ばーか」





休みたいだなんて、嘘。


でも、『死ぬ前にあなた達に会いたかった』なんて本音は、






死んでも教えてあげない。





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作品ジャンル:アニメ
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こころ - あれ?なんかスマホの画質悪く無い?……………あ、私の涙だ…(/ _ ; ) (2020年4月1日 18時) (レス) id: 68bb132a93 (このIDを非表示/違反報告)
霞桜 - とても感動した!!!!!!感動した (2019年12月21日 18時) (レス) id: 02fc9432b6 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - アッちょっとだれかタオルください目から汗が止まりません(*´;ェ;`*) (2019年7月29日 2時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)
しゃーちゃん - ΩÅΩ;泣きそうだった (2019年6月19日 18時) (レス) id: 6e21cc5c2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 凄い良かった! (2018年1月28日 21時) (レス) id: dfa48f9dbe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年12月28日 11時

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