10.黒髪少年の過去と今の思い ページ10
ﾅﾙﾄ 「これってば、確かうちは一族の…」
夢主「ええ…うちは一族の惨殺事件の資料をまとめたものよ」
シオンがそう言った直後、サスケが不機嫌そうな顔をした
ｻｽｹ 「今更これが何だっていうんだ」
そういってシオンをにらむサスケだが、シオンは気にする様子もなく、
真剣な視線をサスケに向けている
夢主「サスケ君…
私はあなたのお兄さん、うちはイタチがこの事件の
ｻｽｹ 「！ …なぜそう思う」
夢主「私は、この事件について資料をまとめていくうちに、いくつか違和感を覚えたわ
…ここを見て」
そういってシオンが指さしたのは、被害者の仕事の割合や忍びの在籍数を
円グラフにまとめたものだ
夢主「サスケ君、これを見ればわかるのだけど、被害者の約四割が警務部隊の人間よ
さらに忍びの階級においては、上忍、特別上忍が合わせて六割、
中忍が二割五分、下忍が一割五分…
手練れが数多く在籍していることがわかるわ
他にも、民間人の中に現役を引退していたり、
忍びではなくても、写輪眼を開眼していたものがいたとしたら、
とてもイタチ一人で殺しきれるとは思えないわ
それに、もう一つ気になるのは、警務部隊周辺の殺害のされ方と、
サスケ君の家の周囲とで殺され方に違いがみられるのよ」
そうい言いながらシオンは、さらに巻物を広げ、
うちは一族の集落が赤と青の二色に色分けされた地図を出した
夢主「まず、赤の部分…ここは、うちは一族の惨殺現場の中でも、
特に殺害状況が悲惨な現場を示しているわ」
ﾅﾙﾄ 「ヒサン？ 一体何がヒサンなんだってばよ??」
その質問に、シオンは微かに顔をゆがめ、ｻｽｹに至っては、隠す気もないのか、
机の上で強く両手を握っている
夢主「簡潔に言うと、殺され方よ」
ｻｽｹ 「っ！」
シオンの“殺され方”という言葉に大きく反応するサスケ
その顔は真っ青を通り越して、もはや白に近い色だった
夢主「…サスケ君、君にとって、
当時を思い出すようなことばかり言っているのはわかっているの…
それでも、きちんと最後まで聞いてほしい…
話を最後まで聞いたうえで、もう一度、あなたにしっかりと考えてほしいの」
そこまで言い切ったシオンも、そこでいったん言葉を区切った
シオン自身も、この話をするのがつらいのだろう、声が震えていた
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カンパニュラ(プロフ) - oSmCMD2fzNheAHhさん» oSmCMD2fzNheAHhさん、ありがとうございます！これからも不定期更新ながら頑張っていかせていただきます!! (2018年11月9日 21時) (
レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
oSmCMD2fzNheAHh(プロフ) - 楽しみに読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2018年11月9日 18時) (レス) id: 980b018e5c (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります（≧▽≦）お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！！！！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります（≧▽≦）お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！！！！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - ほろろさん、銀狼(オツキミ)さん、ありがとうございます！ メガ進化は、なるべく早いうちに登場させますので、楽しみにしていてください!! (2017年8月13日 0時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2017年8月8日 21時
