17.繋がる世界 シオンの帰郷 ページ38
同刻 アストロシティ内某所
カカシ 「それで、どーしてこうなったのかな?」
遺跡にいたはずのカカシたちは、
気が付けば見たことのない木々で形成された森の中にいた
紅 「どこかの杜に飛ばされたようだけれど、
あの遺跡にいた黒い影の力かしら?」
アスマ 「そう考えるのが自然だろうな」
未だに状況の呑み込めていない下忍たちをよそに、
上忍であるカカシ、アスマ、紅の3人はこれからどうするかを話し出す
カカシ 「なんにせよ、ここがどこなのかわからない以上、
下手に動かないほうがいいよね」
アスマ 「しかし、今ここにいないシオンのことも気にかかる」
紅 「まぁ彼女なら、大概のことならどうにかできると思うけれど…」
カカシ 「だからって放っておくわけにも…ねぇ?」
アスマ 「いくら優秀とはいえ、まだ下忍だしなぁ」
紅 「ひとまずここを拠点として、ココがどこなのかを探らないと」
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戻ってシオンSide
夢主「…というわけで、みんなにはその人たち、合計十二人を探してほしいの
きっと、四人一組のチームを組んで行動しているはずだから」
シオンがそういうと、ポケモンたちはひと声ないて、
野外へつながっているスロープに向かったり、天窓から飛び立ったりしていった
それを見たシオンもまた、自らの仕事を片付けるために温室を後にした
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それからまた時間が経ち、カロスの空も茜色に染まった頃、
仕事を片付け終えたシオンは再び温室を訪れていた
するとそこには、ポケモンたちに囲まれるようにして見覚えのある顔がそろっていた
しかし、見たこともない生き物に囲まれているせいか、
どこか居心地が悪そうにしているのを見て、シオンは思わず苦笑いしながら近づいていく
夢主「お前たち、その人たちはお客さんだよ
あまり怖がらせるんじゃない」
そう言ってポケモンたちをかき分けるようにしてナルトたちの前に着たシオンは、
足元で今にも飛び掛からんとしているゾロアを抱き上げる
夢主「怖がらせてしまったようでごめんなさい…
この子たちも悪気があるわけではないないと思うんです
ただ、ここに大勢の人が来ることはあまりないので、
珍しく感じて興味を持っただけだと思うんです」
興奮した様子のゾロアをなだめるようになでながらそう言ったシオンの顔は、
普段の任務中と違い、とても穏やかなものだった
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カンパニュラ(プロフ) - oSmCMD2fzNheAHhさん» oSmCMD2fzNheAHhさん、ありがとうございます!これからも不定期更新ながら頑張っていかせていただきます!! (2018年11月9日 21時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
oSmCMD2fzNheAHh(プロフ) - 楽しみに読ませてもらってます!更新頑張ってください! (2018年11月9日 18時) (レス) id: 980b018e5c (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります(≧▽≦)お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください!!!! (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります(≧▽≦)お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください!!!! (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - ほろろさん、銀狼(オツキミ)さん、ありがとうございます! メガ進化は、なるべく早いうちに登場させますので、楽しみにしていてください!! (2017年8月13日 0時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カンパニュラ | 作成日時:2017年8月8日 21時