16.謎の遺跡 故郷との繋がり ページ34
ナルトたちが下忍になってからしばらくしたころ、
シオンと新人下忍三班は、連れ立ってとある遺跡に来ていた
ｱｽﾏ 「今日の任務は、この遺跡の調査だ」
紅 「すでに事前調査は済んでいるから、
危険なトラップなんかは解除してあると思うけど、
くれぐれも気を抜かないようにね」
ｶｶｼ 「これから各班に一つ、事前調査の際の結果を元にまとめた全体地図を配る
それをもとにして、調査を進めること
シオンは今回、単独になるけど構わないかな？」
夢主「問題ありません」
ｶｶｼ 「そ・・・」
遺跡について早々に、
配られた地図をもとに各班ごとで別れて調査を進めるものの、
これといって変わった点もなく、壁画などの類も見られなかった
ただ一か所、遺跡の最奥に位置する大部屋を除いては
ﾅﾙﾄ 「な、何じゃこりゃ〜!?」
ｼｶﾏﾙ「すっげ…」
ﾋﾅﾀ 「壁や天井いっぱいに、変な模様や絵がいっぱい…」
下忍や上忍たちが啞然として部屋を見つめる中、
ただ一人、シオンだけは反応が違っていた
ナルトたち下忍のように、あまりの壁画の多さに啞然とするのでもなく、
上忍たちのように、見たことのない壁画に啞然とするのでもなく、
シオンの顔にあるのは驚愕と混乱、そして明らかな動揺である
それぞれがようやく正気に戻り、それぞれに壁画を書き写そうと動き出す中、
シオンだけは、いまだに動き出そうとせず、
そのあまりの動揺具合に、不審に思った上忍たちが声を掛ける
ｱｽﾏ 「シオン、どうした？」
紅 「どこか具合でも悪いの？」
夢主「…ぃぇ、そういうわけでは…」
アスマと紅の問いかけに、シオンは何とか答えるものの、
その声は震え、視線はいまだに正面に広がる壁画に向けられている
ここで、カカシがある一つの可能性を見つけ、シオンに問いかける
ｶｶｼ 「もしかして、この壁画に見覚えがあるとか？」
その問いかけに、アスマと紅はまさか、というような表情をする
しかし、アスマと紅の予想に反して、シオンはゆっくりとその首を縦に振る
夢主「あります…ですが、資料でしか見たことがありません…
それなのに、まさかこっちに存在するだなんて……」
シオンがつぶやくようにしてはなったその言葉に、
上忍たちは絶句し、下忍たちは訳が分からないというようにそれぞれ首をかしげる
ｶｶｼ 「つまり、ここにある壁画は、君の故郷のものってことでいいの？」
夢主「その可能性が高い、とだけ申し上げます」
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カンパニュラ(プロフ) - oSmCMD2fzNheAHhさん» oSmCMD2fzNheAHhさん、ありがとうございます！これからも不定期更新ながら頑張っていかせていただきます!! (2018年11月9日 21時) (
レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
oSmCMD2fzNheAHh(プロフ) - 楽しみに読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2018年11月9日 18時) (レス) id: 980b018e5c (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります（≧▽≦）お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！！！！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります（≧▽≦）お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！！！！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - ほろろさん、銀狼(オツキミ)さん、ありがとうございます！ メガ進化は、なるべく早いうちに登場させますので、楽しみにしていてください!! (2017年8月13日 0時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2017年8月8日 21時
