【NARUTO】【ポケモンｘｙ】先代カロスクイーンは最強の忍!? 02

13.忍び寄る影　キズナの光 ページ24

ﾅﾙﾄ 「えっへへへへ…ちっと、やりすぎちゃった
　 イルカせんせ、だいじょぶか？」
ｲﾙｶ 「ぁ、ああ…
　 (大したもんだ こいつひょっとすると本当に、どの火影をも…)
　 ﾅﾙﾄ、ちょっとこっちにこい お前に渡したいもんがある」
ﾅﾙﾄ 「？」

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ﾅﾙﾄ 「せんせー、まだぁ…？」
ｲﾙｶ 「よぉし、もう目ぇ開けてもいいぞ」

ｲﾙｶに言われて、目を閉じていたナルトは、ゆっくりと目を開く
すると目の前には、額当てをしていないイルカがいた

ｲﾙｶ 「卒業…おめでとう」

そういわれたナルトは、目を一杯に見開き、唖然としている
しかし次の瞬間、ナルトは泣きそうな顔をしているかに飛びついた

ﾅﾙﾄ 「イルカせんせー!!」
ｲﾙｶ 「あ"あ"〜〜〜〜〜！ いってぇよ、おまえ〜!!」

そういいつつも、イルカの顔は笑顔だ

しかし次の瞬間、目の前の木陰から、手裏剣が投げられる

イルカはそれに気づくが、ナルトは気づいておらず、
よけようにも、ケガの影響で思うように動けない

ｲﾙｶ 「っ！！」

イルカはとっさにナルトを守るようにして抱え、
うずくまるが、いつまでたっても予想していた痛みは襲ってこない

恐る恐る目を開くと、
目の前には白いワンピースを着たような外見の人(？)がいた
手裏剣は、なぜか青白い光に包まれて、空中で静止している

イルカが啞然としていると、腕の中にいたナルトがもぞもぞと動いたのを感じて、
慌てて開放する
それまでイルカにさえぎられて何も見えていなかったナルトが真っ先に目にしたのは、
自分たち二人をかばうようにして立つサーナイトだ

ﾅﾙﾄ 「サーナイト…ねぇちゃん…?」
ｻｰﾅｲﾄ「サーナ」

サーナイトは、ナルトの呼びかけに対して、振り返らずに答える

するとその直後、森の中からいくつかの影が飛び出してきた

夢主「ナルト、無事!?」
ﾅﾙﾄ 「ねぇちゃん！ 俺は平気だってばよ」
夢主「良かった…
　 サーナイト、エルレイド、ルカリオ、一気に片付けるわよ
　 今日の任務の取りこぼし…キッチリ回収しないとね」

森から飛び出してきたシオンは、サーナイトとナルトたちの間に着地しながらも、
ナルトの安否を気遣う
ナルトからの返答に一瞬安堵の表情を見せると、
すぐに正面へ向き直り、凛とした表情に切り替わる

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