10.黒髪少年の過去と今の思い ページ13
夢主「それよ!!」
ｻｽｹ 「！？」
それにはさすがのｻｽｹも驚き、黙りきる
サスケの隣に座っているナルトも、
普段は声を荒げることのない姉が声を荒げ、
日ごろからナルトに注意し続けている人を指さすという行動に驚いている
しかしシオンは、そんな二人の様子には目もくれずにまくしたてる
夢主「…この事件のことを最初に聞いていた時から気にかかっていたのよ…
もし本当に、うちはイタチ一人で殺害していたとしたら、
イタチは、自分の両親をはじめとした近隣住民を、確実に即死させていた…
けれど、それとは反対に、警備部隊舎周辺では相手を苦しめるような殺し方をしている…
これは明らかな矛盾だと思うの
うちはイタチにも、警備部隊でお世話になった上官や、
同期の人間、親しくしていた人だっていたはず…
それにもかかわらず、うちはイタチは殺し方を変えている…親しかった人間がいたなら、
せめてその人だけでも苦しませないような殺し方を選ぶのが人間の心理よ
つまり、時間的、物理的な矛盾も多く存在するけれど、
何よりも、人間の心理を無視したような殺害方法の数々…
私にはとても、うちはイタチが一人でやったとは、到底思えないのよ」
シオンはそこで言葉を切ったが、軽く息が上がっており、
本気で話していたことがうかがえる
一方でサスケは、次から次にまくしたてられた説明を聞くうちに冷静になったのか、
先ほどまでの動揺しきった表情とはまるで違う、しっかりとした目でシオンを見据えていた
ｻｽｹ 「つまり、イタチには協力者…あるいは脅迫していた人間がいるということか…？」
夢主「おそらくはね…けれど、現時点では、何の確証もないわ
それでも、これだけの矛盾を里の上層部が見逃すとは思えない…
おそらくは、里の上層部にその人間がいるのでしょうね」
ｻｽｹ 「上層部だと!? そんな馬鹿な!!」
夢主「それでも、その可能性が一番高いのよ
里の上層部、あるいは上忍の中…
いずれにしても、火影やご意見番の方々との接触機会が多い立場の人間の仕業だと思うわ」
ｻｽｹ 「そうか…それほどの人間ならば、情報操作もたやすく行えるってわけか…」
夢主「そういうことよ…」
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カンパニュラ(プロフ) - oSmCMD2fzNheAHhさん» oSmCMD2fzNheAHhさん、ありがとうございます！これからも不定期更新ながら頑張っていかせていただきます!! (2018年11月9日 21時) (
レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
oSmCMD2fzNheAHh(プロフ) - 楽しみに読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2018年11月9日 18時) (レス) id: 980b018e5c (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります（≧▽≦）お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！！！！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります（≧▽≦）お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！！！！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - ほろろさん、銀狼(オツキミ)さん、ありがとうございます！ メガ進化は、なるべく早いうちに登場させますので、楽しみにしていてください!! (2017年8月13日 0時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2017年8月8日 21時
