10.黒髪少年の過去と今の思い ページ12
ﾅﾙﾄ 「火影のじぃちゃんは何考えているんだってばよぉ!?」
ｻｽｹ 「なぁ、その話を聞かされたのはいつだ!?」
一人うろたえるナルトをよそに、シオンに詰め寄るサスケ
そんな二人を交互に見やったシオンは、ひときわ大きなため息をつくと、
とりあえず落ち着くよう言い聞かせる
二人が座りなおしたところで、シオンはもう一度話を切り出した
夢主「サスケ君、さっきの話に戻るけれど、
この集落の地図上の赤い部分、このあたりのご遺体は、
まるで相手をいたぶるかのような殺され方だったのに対して、
こっちの青い部分は急所を一突きにされていたそうよ」
ｻｽｹ 「一突き…か」
夢主「ここからは私の推測なのだけれど、
おそらくこの青い部分はあなたの兄である、
うちはイタチが殺害したのだと思う」
シオンがそう言った直後、サスケははじかれたように顔を上げ、シオンを見つめる
ｻｽｹ 「…根拠はなんだ」
夢主「急所を一突きにされていることよ…」
シオンも同じように、サスケをまっすぐに見つめ返している
しかし、その瞳はとてもまっすぐなもので、真剣みを帯びている
ｻｽｹ 「それがなぜあいつが殺したことの根拠になる…」
夢主「もし仮に、サスケ君が何らかの理由で脅され、
うちは一族を壊滅させなければならなくなったとするなら、
自分の父や母、親しかった者たちを、わざわざ苦しませるような殺し方をする…？」
ｻｽｹ 「しないに決まっているだろう！」
そういってサスケは再び勢い良く立ち上がるが、
シオンはそれを待っていたといわんばかりに立ち上がり、
サスケを指さしながら叫ぶ
夢主「それよ!!」
ｻｽｹ 「！？」
それにはさすがのｻｽｹも驚き、黙りきる
サスケの隣に座っているナルトも、
普段は声を荒げることのない姉が声を荒げ、
日ごろからナルトに注意し続けている人を指さすという行動に驚いている
しかしシオンは、そんな二人の様子には目もくれずにまくしたてる
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カンパニュラ(プロフ) - oSmCMD2fzNheAHhさん» oSmCMD2fzNheAHhさん、ありがとうございます！これからも不定期更新ながら頑張っていかせていただきます!! (2018年11月9日 21時) (
レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
oSmCMD2fzNheAHh(プロフ) - 楽しみに読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2018年11月9日 18時) (レス) id: 980b018e5c (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります（≧▽≦）お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！！！！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とっっっっっても面白いです(≧▽≦)続きがすっっっっっごく気になります（≧▽≦）お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！！！！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
カンパニュラ(プロフ) - ほろろさん、銀狼(オツキミ)さん、ありがとうございます！ メガ進化は、なるべく早いうちに登場させますので、楽しみにしていてください!! (2017年8月13日 0時) (レス) id: 02b0455114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンパニュラ | 作成日時：2017年8月8日 21時
