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「これは、たまたま高校時代の友達と会ったから、ちょっと話してただけだよ」

「たまたま、ねぇ…」


私がそう言ってもまだ疑っている様子の天月くん。もうどうすればいいのか分からなくて、彼のことをじっと見つめた。


「じゃあさ、携帯貸して。俺が直接聞いてあげる。そいつとお前の関係。」

「え…」


まさかここまでされるとは思っていなかった。

しかし、彼の言うことには従えなかった。何故なら


「…私、あの人の連絡先知らない」


あの時は本当にちょっと世間話をして終わったのだ。連絡先なんてお互いに聞いていない


しかし、ここまでする彼のことだ。絶対に信じてくれないだろう。そうなったら携帯を見せるしかないのか…。


「そう…。分かった、今回だけは信じてあげる」

「えっ」


あまりにも意外すぎる返事に、素っ頓狂な声が出てしまう。


「なに?もしかして絶対に信じないとでも思ったの?」

「いや、そういう訳じゃないんだけど…」

まさしくその通りなのだが、そう言ってはいけない気がして、否定した。



「でもね、A。これだけは覚えておいて。



…お前は誰のモノ?」


その声はいつもの彼は出さない、低くて暗い声だった。


「あ、天月くんのもの…」

「そう、俺のモノ。だからさ…」

「っ!?」


突然、彼は私の首に手を置いた。ひんやりと冷たいのが余計に怖くて体が固まる。


「お前の全ては俺のモノなの。心も、身体も




ーー命でさえも」


背筋が凍った。今は手を添えているだけ。でも、その力を強めたら、私は、私はーー


「ふふっそんな真っ青な顔しちゃって。そんな怖い?」


ゆっくりと首から手を離すと、私は大きな脱力感から、その場にへなへなと崩れ落ちる。


「あらら、腰抜けちゃった?大丈夫?」


言葉とは裏腹にどこか楽しそうな声音でしゃがみこみ、私に目線を合わせる。


口元は確かに笑っているのに、目は笑っていない。



「今ので分かったと思うけど、浮気なんて、絶対に許さないからね、A」



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あの、リクエストをお恵みください…ネタがつきそうです…

小さな世界/うらたぬき→←嫉妬の先に/天月



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可愛い後輩ちゃん - なるちゃんの口調そっくりすぎるwwwww🍥🍥 (2022年3月27日 13時) (レス) id: 28b1a8c3b0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅー - まふまふさんの監禁系お願いします! (2022年2月13日 11時) (レス) @page25 id: 67f46d50a0 (このIDを非表示/違反報告)
月花月 - リクエストです、坂田さんの閉じ込める系お願いします (2020年7月6日 21時) (レス) id: fc0fb56c2a (このIDを非表示/違反報告)
蒼空@リス(プロフ) - いきなりですがリクエスト失礼します、志麻さんで服従系ヤンデレをお願いします!! (2019年7月28日 6時) (レス) id: 9910aa95ba (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - きゃらめるさん» 承りました!!元々、まふまふさん視点は考えてはいたのですが、都合上、本編に載せることが出来なかったので、載せる機会を与えてくださりありがとうございます…!!のろのろ更新ですが、精一杯頑張りますので、宜しければまた見て下さると嬉しいです〜!! (2019年2月14日 0時) (レス) id: 54c8766224 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作者ホームページ:***  
作成日時:2018年9月29日 23時

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