乾杯 ページ42
あ「行こっ!ギン!」
Aはギンの手を引っ張って走っていく
ギ「ちょっ…A!待ち!」
あ「乱菊〜!」
乱「A!?…ギン!来るなら来るって言いなさいよ〜。まだ準備終わってないわよ?」
あ「だったら私も手伝うよ!」
イ「でも、A君はこの宴会の主役なんだし……」
あ「関係ないってば…!手伝わせて!」
Aはお願いするように手を合わせた
乱「………なら、お願いしようかしら?」
あ「うん!」
乱菊はしばらくAをみて、微笑んだ
乱「…………。あんた、随分楽しそうね。」
あ「ふふふ……そりゃあ、だって…」
乱菊とAは二人で喋りながら準備を手伝いに歩いていった
イ「なんか、いつになくフワフワしてますね。A君。」
ギ「せやね。…まあ、あれ以来初めての宴会やからな。よっぽど楽しみなんと違う?」
イ「そうですね…」
イヅルはギンを横目でちらりと見る
……隊長の、そんなA君を見る顔がすごく愛おしそうなのは……
イ「……言わないでおこう…」(ボソッ
絶対にからかわれる。←
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
慌ただしく準備を終え、京楽隊長の音頭で乾杯が行われた
京「それでは、平和が戻った記念とAちゃんの完全復帰祝いとして……乾杯!」
「「「カンパーイ!!」」」
皆が思い思いに座って、それぞれお酒を飲んだり喋りはじめ、一気に賑やかになる
乱「…あっ、いたいた!A!」
少し遠くにいた乱菊がAを見つけて駆け寄ってくる
乱「ほらはやく、行くわよ!」
あ「え?…行くってどこに?」
乱「いいから、もうみんな集まっちゃってるわよ。」
乱菊に導かれるままついて行くと、そこには既に見知った顔がいくつかあった
雛「あ!Aちゃん!」
あ「桃ちゃん、七緒!ルキアまで!」
七「待ちくたびれましたよ。」
ル「久しぶりだな、A。」
乱「さ!揃ったことだし、とことん飲むわよー!!」
それから五人は、酒を飲みながらAが現世に行っていた頃の尸魂界での話を中心に他愛もない会話を続けた
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純 - 一言しか言えねぇ……しんどかったです (2018年9月12日 16時) (レス) id: cfb4ebe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 感動しました!!ギン素敵です。この作品大好きです(*´˘`*) (2017年9月13日 22時) (レス) id: f1cdc6bf1b (このIDを非表示/違反報告)
あかねっち - めっちゃくちゃ感動しました!(;_;)ギンかっこよすぎます!!また作者様の書くギンの小説読みたいです!!!! (2017年2月14日 1時) (レス) id: 7d3b3da003 (このIDを非表示/違反報告)
K&T(プロフ) - めっちゃ感動しました!号泣しました! (2017年2月4日 18時) (レス) id: 8b3fcbbfb9 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - めっちゃ号泣しました(泣) (2016年8月15日 20時) (レス) id: 4e104a5374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わっふる | 作成日時:2014年6月11日 13時