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帰郷 ページ36

次の日の朝、一護と織姫が病室までやって来てくれた

織「Aちゃん!治って良かったね!!本当に…!」

織姫がAにひしっ!と抱きつく

あ「うん!みんなのおかげだよ、ありがとう!」

一「もう一年か…案外、あっという間だったな……ったく、あんま心配かけんじゃねぇよ。」

あ「へへ……でも、一護がいなかったらこうはならなかったし…ありがと。」

一護はニッと笑う

一「ああ。」

織「Aちゃん、外で乱菊さんと市丸さんが待ってたよ。」

あ「…そっか、じゃあ、そろそろ行こうかな。」

一「元気でな。」

Aはにっこり笑って頷いた

あ「一護もね!」

織「いつでも遊びに来てね!」

あ「うん、いつか乱菊と一緒に織姫の家に遊びに行くよ!」


Aは二人に見送られながら、病院を後にする

病院のすぐ入り口のところで乱菊が待っていてくれた

あ「乱菊!お待たせ!」

乱「あっ、A!準備できた?」

あ「ばっちり!」

元気が有り余っているAを見て、乱菊から笑顔がこぼれる

乱「ふふっ…じゃあ行きましょ。」

乱菊に少し荷物を持ってもらい、歩き始める

あ「乱菊、ギンは?織姫に外で二人が待ってるって言われたんだけど…」

乱「あいつ、寒いからって病院まで来なかったのよ。もう少し行ったところで待ってると思うわ。」

そうしてしばらく行くと、二人は浦原商店に着いた

あ「浦原商店?」

乱「ただいまー。…ギン!来たわよ。」

Aも中に入って襖の奥を覗くと、床にあぐらをかいてお茶をズズズーっと啜っているギンの姿があった

ギ「ん?…あぁ…おかえり。」

乱「ギン!あんた何くつろいでんのよ…」

ギ「ええやないの。なんなら、二人も飲む?お茶、美味しかったで?」

乱「はぁ、まったく…」

Aは二人の様子を見てクスクスと笑う


浦「…みなさんお揃いで。」

店の奥から浦原さんが出てきた

浦「鴇崎さん、ご無事で何よりッス。」

あ「まぁ、一時は無事じゃなかったんだけど…おかげさまで!」

浦「門の準備は出来てます。どうぞ、アタシについて来てください。」

浦原は家の奥へと進んでいく

ギンは何も言わず、スッとAから荷物を奪った

あ「あっ……あ、ありがと。」

Aは突然の事に一瞬ポカンとする

ギ「Aは病み上がりやから、気にせんとって。」

ギンはAに向かって優しく微笑んだ

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設定タグ:BLEACH , ブリーチ , 市丸ギン   
作品ジャンル:アニメ
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- 一言しか言えねぇ……しんどかったです (2018年9月12日 16時) (レス) id: cfb4ebe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 感動しました!!ギン素敵です。この作品大好きです(*´˘`*) (2017年9月13日 22時) (レス) id: f1cdc6bf1b (このIDを非表示/違反報告)
あかねっち - めっちゃくちゃ感動しました!(;_;)ギンかっこよすぎます!!また作者様の書くギンの小説読みたいです!!!! (2017年2月14日 1時) (レス) id: 7d3b3da003 (このIDを非表示/違反報告)
K&T(プロフ) - めっちゃ感動しました!号泣しました! (2017年2月4日 18時) (レス) id: 8b3fcbbfb9 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - めっちゃ号泣しました(泣) (2016年8月15日 20時) (レス) id: 4e104a5374 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わっふる | 作成日時:2014年6月11日 13時

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