一撃 ページ3
啓吾達は目の前の光景に暫く呆然としていた
千「何、あいつ…私達を助けに来てくれた……って訳じゃないよね…」
た「残念だけど、その真逆…!」
藍「戻ったか、ギン。………彼女はどうした…?」
ギ「……殺しました。」
藍「……」
藍染はギンに探るような視線を送る
藍「…そうか…。驚いたよ。君はもう少し、彼女に何かしらの情があるものだと思っていた。」
藍染のその言葉に、ギンは自分の感情を隠すように笑った
ギ「そんなん、あらしませんよ?初めお会いした時言うたやないですか。
"ボクは蛇や。肌は冷たい、心は無い。気に入ったもんを丸呑みにする、そういう生きもんや。"て…」
ギンは藍染の前にスッと歩み出る
啓「あいつら…一体なんの話してんだよ…」
た「分からない……でも、これだけは言える!…今の内に逃げるよ!!!」
たつきのその声で、啓吾達は一斉に走り出す。藍染とギンはその様子を黙って見ていた
ギ「藍染隊長。これからどないするんですか?」
藍「そうだな…もうそろそろこの捜す真似事にも飽きてきたところだ。彼らを始末した後…」
藍染は口元を緩めた
藍「王鍵の創製に取り掛かる。」
ギンは貼り付けた笑顔のままその言葉をじっと聞いていた
その前に、今ここでボクがお前を殺す。
ギ「…ええやないですか。それやったら、あの子ら殺すんはボクがやります。」
ギンは藍染の斬魄刀の先に手を添えながら言う
藍「ギン。」
ドスッ!!!
光とともに、ギンが隠していた神鎗が藍染の胸元を貫いた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イ「どこにいらっしゃるんだ……」
イヅルは一人の人物を捜して飛び回っていた
あの方を呼んで欲しいということは…つまり…
イヅルは頭によぎった考えを掻き消すかのように首を振った
イ「そんな事考えちゃ駄目だ…Aくんと約束したんだ、隊長と一緒に……」
なら、早く探し出さないといけない…
イ「!この霊圧は…!見つけたぞ…
卯ノ花隊長!!!」
卯「!…貴方は…吉良副隊長。どうなさったんですか、そんなに慌てて…」
隊員の治療をしていた卯ノ花は少し驚いた声を出した
イ「Aくんと僕からのお願いです!…一緒に、現世に来ていただけないでしょうか…!」
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純 - 一言しか言えねぇ……しんどかったです (2018年9月12日 16時) (レス) id: cfb4ebe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 感動しました!!ギン素敵です。この作品大好きです(*´˘`*) (2017年9月13日 22時) (レス) id: f1cdc6bf1b (このIDを非表示/違反報告)
あかねっち - めっちゃくちゃ感動しました!(;_;)ギンかっこよすぎます!!また作者様の書くギンの小説読みたいです!!!! (2017年2月14日 1時) (レス) id: 7d3b3da003 (このIDを非表示/違反報告)
K&T(プロフ) - めっちゃ感動しました!号泣しました! (2017年2月4日 18時) (レス) id: 8b3fcbbfb9 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - めっちゃ号泣しました(泣) (2016年8月15日 20時) (レス) id: 4e104a5374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わっふる | 作成日時:2014年6月11日 13時