27話 ページ29
一郎side
Aは大人しく俺の膝の上に座り、ぬいぐるみで遊んでいる
『おとーしゃん、まだでない?』
不安そうに窓を覗き込む
「そうだな…もうちょっと待っていような」
『…うん!!』
嬉しそうな表情で頷く
暫くして、左馬刻と寂雷先生が登場した
『わぁあっ!!しぇんせーとおとーしゃん!』
これから起こることが何なのか、この子は分かってないんだろうな
そう思いながら頭を撫でる
「…Aちゃん、僕と遊びましょうか」
『…見なくていいの?』
「うん、こっちで遊んでいようか!」
三郎がAちゃんと遊んでいる間、俺たちは次のために試合を見続けた
結果は麻天狼の勝利。左馬刻達は倒れて医務室へ運ばれた
『…おとーしゃん、勝った?』
不安げに首を傾げるAちゃんの頭を撫でた
「いや、負けちまった。
でも、頑張ってたぞ
今は疲れて寝てるけど、もうすぐで起きて迎えにくるはずだから、大人しく待っていような」
『うん!』
Aちゃんは力強く頷いて左馬刻の帰りを待った
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柴犬(プロフ) - Makua*ぼっちさん» ありがとうございます!できる限りで更新頑張ります! (2022年1月1日 2時) (レス) @page32 id: 06e3c70c40 (このIDを非表示/違反報告)
Makua*ぼっち - すっごく面白いです!続きが気になります!更新頑張ってください!(๑>◡<๑) (2021年12月13日 15時) (レス) @page31 id: 9133ec87fb (このIDを非表示/違反報告)
柴犬(プロフ) - RENKAさん» ありがとうございます。是非楽しんでくださいね。疲れが吹っ飛んだ様で…幸いです (2021年7月14日 12時) (レス) id: 06e3c70c40 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - 何だこの癒し小説は…疲れが吹っ飛ぶ…最高じゃん…! (2021年7月14日 11時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
柴犬(プロフ) - おたくちゃんさん» ありがとうございます。ぜひ楽しんでくださいね (2021年6月18日 8時) (レス) id: 06e3c70c40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柴犬 | 作成日時:2021年5月2日 2時