金星杯 3 ページ5
金星杯当日。
事前にチケットを買っておいた俺は、端のほうでこっそり見ようと、ライブ会場に来ていた。
……途中で会った日々樹先輩と、半端強引に一緒に見ることになったけど。
───この世界の闇を全て取り払うような、キラキラ輝いたライブ。
まだ何者でもない彼らは、それでも。
とっても、アイドルとしての、最高のライブをしていた。
……思わず、見惚れてしまう。
「…やっぱり、すごいな」
俺の呟きに日々樹先輩が不思議そうに見てくるが、それを無視して集中する。
一人一人の個性があり、どの星も輝きが埋もれることはない。
そこは流星隊とも似ているけれど、彼らは、個性をぶつけ合って輝くのではなく、混ざり合って、調和して輝く。
……この今の、見るに耐えない学院のライブの数々の中で、彼らは───1番のアイドルだった。
少ない観客にも手を振って、笑顔で会話をして。
途中の失敗ですらも、笑って許しそうになる愛嬌があって。
本物の、アイドルなのだ。
彼らには才能がある。けど、それだけじゃない。
夢と希望が。この学院では、みんなが直ぐに捨ててしまう、キラキラした感情が、まだ彼らには……残ってる。
……もちろん流星隊も負けてないけどね!
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詅(プロフ) - 一期雨楽♪さん» こんにちは。泣きそうになるくらい嬉しいお言葉でした。私の書く話で誰か一人でもあんスタ!の世界を好きになってくれるのなら、それ以上のことはありません。今は更新ができていない状態ですが、必ず続きを載せますのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月23日 18時) (レス) id: a7c8dc252c (このIDを非表示/違反報告)
一期雨楽♪ - わたしは・・・・この小説を見て、あんスタを知り、どんどん調べていって流星隊推しになりました。見つけれてよかったとおもいます。ありがとうございます!! (2019年7月16日 20時) (レス) id: a5d56a5b82 (このIDを非表示/違反報告)
詅(プロフ) - カグサさん» ありがとうこざいます!理くんすごいですよねー…。作者の私でもたまにハイスペックだなあと思ってしまうこともありますし。応援ありがとうこざいます。これからも頑張らせていただきます! (2017年12月27日 21時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)
カグサ(プロフ) - 夢主くんの性格に惚れました!!更新楽しみにしてます!微力ながら応援させていただきます♪ (2017年12月27日 20時) (レス) id: 754d74c58c (このIDを非表示/違反報告)
詅(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます!楽しんでいただける方がいると、こちらもやりがいが出るので嬉しいです。 (2017年12月27日 2時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:詅 | 作成日時:2017年12月17日 20時